化石の戯言

  

今日は、前立腺ガンの定期診察日ということで、朝から病院に行っていた。
　昨日の採血と尿券と骨密度のX線撮影の結果を聞いてきたのだが、どれもこれも順調に推移しているということで・・・
　骨密度は、２年前にも採っているけど変化はなく、３６歳の骨密度の８８％、現年令での平均の１６％ということで、一般より多いと放射線科の診断。
　前立腺ガンのマーカーPSAはこの１年間ずっと0.01が続いていて順調という宣託。でも、薬で隠しているだけだからねとの念を押されている。いつまでも無罪放免はされないのはわかってはいるけど。

　今日は、この３ヶ月の体調の変化の方向をして、その後いくつか質問をした。
　１：ドクター中松が「前立腺道管ガン』と診断されたのだが『私のガンとの違いは？」
　　　　答えは、私も正確には”前立腺道管ガン”とのこと。
　　　　宣告３年目にして初めて知った自分のガンでした。
　２：前立腺がんで死ぬということはどういった状態？
　　　　答え：多くは転移したところお臓器の不全が原因となる可能性が大きい。
　　　　　　　骨転移して歩けなくなるとか、食事ができなくなるとか。。。
　その退屈かをしたが、この他はあまり他の人には関係のないことなので、書かずに。


　ここまでの診察は、いつもの待ち時間１時間以外は順調に終わったんだけど、その後毎度の腹の注射で担当が変わったことからか、なんかいつもとは全く違う痛みが走った。後で変わった閑雅師がきたけど、笑いながらすぐに治まるようなことを言うから、それは叱りつけてやった。こちらとしては、本当にいつもと違ういたみだし、治まったりいたくなったりナノに、それを笑いながらはなしするとは・・・・　結構ベテランの看護師だったのに。。。

　この後、患者の集いが有ったので病院に残った。潰さねばならない時間は２時間。まぁ、ゆっくり昼飯を病院のレストランで食べて、それから休憩するところでiPodでゲームをして遊んで。集いに出て、皆さんとわいわいがやがや、ストレス解消。いつもなら４時近くまでいるんだけど、今日は娘が近くの病院に行くといっているから、早く帰らねばということで、１時間近く早く帰ってきた。

　朝病院にはいったのが９時４５分。出てきたのが３時１５分。５時間３０分を病院で過ごしたことになる。涼しかったけどねぇ。。。。
　家に帰ろうとバス停に、うわぁ〜〜〜〜〜〜ものすごく暑いやん。私の体温を遥かに超えているよぉ。。。。家に帰って調べたら、３８度超えたってぇ？？？？？？
　
　勘弁してくれぇ・・・・・　今夜はエアコンの中で寝るのかなぁ？  

  

  

  

  

  

　またまたさぼっている間に世の中はかなり動いていて、テレビのドラマも新しいのが始まったり・・・・　その中で長いこと続いていた新聞の連載小説『親鸞』が完結した。
　この完結は、親鸞が浄土に旅立ったことが最後になった。９１歳　でもなぁ、この年令は戸籍からわかったなんてものではなく、実は奥さんの恵信尼さんが娘・覚信尼に当てた手紙に書かれていたことからだったかで推定されたんではなかったっけ？
　で、この最終回に越後から息子がやってきて、覚信尼に宛てた恵信尼の手紙を持ってきているんだけど、これだと史実と食い違いはしないか？でもないかぁ。。。。
　恵信尼さんの手紙には、親鸞がなくなったことは覚信尼からの手紙で知ったようで、その知らせから恵信尼さんが親鸞の思い出を綴った手紙を覚信尼に宛てた。これが残っていて、一時歴史上から抹殺されかけた親鸞が実在したと証明されたと聞いている。

　それにしても、最終回は、何故かものすごく急いで無理矢理完結させたような気がするなぁ。。。親鸞が死んだら「紫雲たなびく・・・・』なん敵対をみんなが持っていたのにそんなことがなかったと、覚信尼が耐火ぼやいていたように思うけど、そんなこと最終回に書いてなかった記憶だけど、記憶が違ったか？

　それにしても全３部にわたった小説親鸞。ナンやら怪しげな人物がいっぱい出てきて、いつ起算は親鸞をどんな人物に仕上げたかったのか？どうにも訳が分からんなぁ。。。この最後の編では恵信尼の妹の成れの果てが寺を造ったり、それが燃やされたり、こんなの必要だったんだろうか？
　多分に、親鸞を信仰する人の多くの期待を裏切ったような気がせんでもないなぁ。まぁ、終わってよかった。
  

先先月の中頃から
家の周りのリフォームやら
帯状疱疹やら
そして孫の誕生のための準備やら

何かとばたばたしてたけど
そんな中で
趣味の木彫りを時折やっていた

そんなことで
一つ規範もかかってしまったけど
今日なんとかし上がった

荒削りだけど
まぁ今まで彫ってきた阿弥陀さんの中では
出来のいい方かなぁ。。。。

ただ
作風は円空さんをと思いつつ
頭にある阿弥陀さんは
ちょっと違って
何故か法隆寺の百済観音が頭の中に充満
おかげで出来上がったのは
何とも中途半端かなぁ。。。

でも
私としては
お気に入りの阿弥陀さんになりました。

いずれ
もっと大きいのを彫りたいと。。。

今回の像高は３９．５センチです。