2016年08月03日

京都 2016年夏 佛光寺

 東本願の前からバスに乗って烏丸通りを上がる。停留所でいうと3つだったかな?下りたのは烏丸松原。ここから仏光寺通りの一本南の高辻通りまで少し上がる。烏丸通り、しかも真ん中あたりを歩くなんて滅多にないこと。まぁ言うなれば観光客が歩くところではないかもしれない。
 (一本北の仏光寺通りは、その名の示す通りに仏光寺が面している北の通りで東西に東は寺町筋から西は佐井西通りまで少しずれたりはするが通り抜けている。)

 高辻通りの交差点を東に入る。少し歩くと仏光寺の白塀が右に膨らんでいる。そのスクラミの少し東に南門がある。ここにたどり着いたのだが、ん??なんと警察の護送車みたいなのが入って聞く。境内に入ったらもう数台いるではないか。それに機動隊っていう雰囲気の警察官が何人かいるし、指揮系統の係なのか予定表みたいなものを持ってあちこち動いている。

左が阿弥陀堂で右が大師堂(本願寺の御影堂に当たるかな?)
バスは2台写ってますが、まだ私の後ろにも数台いますよ。

 この日は、祇園祭のあと祭りの前日。前祭りのように宵山で四条通りがホコ天として解放されることはないが、それでもかなりな人出が予想されることと、翌日には祇園祭の山鉾巡行が四条通りを通るから、それらの警備のための警察官が必要なのだろう。河原町通りと烏丸通りで四条通りの南で一番広く車を止められるのがこの佛光寺なのかもしれない。

 まず阿弥陀堂に上がりました。本願寺に比べるとかなり規模が小さい。末寺、檀家の数もかなり少ないので本願寺のように金が唸っているわけではないのか、靴を入れる袋もあるにはあるけど・・・・(想像してください)
 
 阿弥陀さんの立像を見て、暗くて細かいところはわからないが、なんとなく本願寺の阿弥陀さんとは違うようなぁ。。。。
 ここを訪れるのは20数年ぶりかな?東本願寺のところでも書いた、あお彼岸の前日の雨の寒いひだった。参拝者も幕、ただ一人阿弥陀堂と大師堂を見せてもらった。あの頃は、親鸞研究を始めたばかりで親鸞のことも、真宗のこともほとんど分かっていなかった頃だ。

 久々に訪れて、まぁなんという感慨もなく、家内と義理の妹にこの寺のいわれを少し話した。この佛光寺は、元は山科にあった、それは本願寺系では語られないことだが、親鸞が英知後に流されご斜面になった後にいっとき京都に戻って方年の葬儀に出ようとしたり、山科の西岸寺に眠る恵信尼さんではない奥さんの墓をたづねたりしているときだと思う。
 山科は何かと信州には縁があるようで、蓮如がいっとき本願寺を置いたとも聞いている。そんないわれのある佛光寺がなぜか京都のど真ん中に位置しているのだ。

 そんな話をしたのだが、実を言えば家内の実家の父親側の檀那寺が真宗佛光寺派の末寺で、一度はここに来たいと言っていたから、この際と案内してきたのだ。

 阿弥陀堂のあと大師堂をも見たのだが、暗くてほとんど見えていたない。親鸞の像ももともと黒い上にくらいから外形が分かるくらいで。。。。。もっと明るくしてくれてもいいと思うけど、訪れる人も少ないからなぁ。。。。。

 しばらくして佛光寺を後に、四条通りに向かった。外は暑いなぁ。。。。。  
タグ :京都佛光寺

Posted by 生田 at 17:59Comments(0)TrackBack(0)旅行など
  
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