2016年10月09日

私はライオンになりたい

 先日の上高地宿泊旅行の帰りに、ほんともう怒髪の怒りを覚えたのだ。何を怒ったかって、久々の高速の夜間走行で、後ろから車間取らないでくっついてくる車の多いこと。昼間よりもひどい。
 東海北陸道から名神に入ったあたりから、交通量が増えるのは当然としても、何でトラックが車間取らないでくっついて走るんだ?あんなのちょっとしたことで大事故になるだろうが。
 くっついてきた運送会社、黒猫とカンガルーだ。こっちはアクアなんて小さい車で、できたら飛ばさないで走りたいから、80キロくらいで走行車線を走っていたら、どんどんくっついてきて。。。さっさと追い越し車線に入って追い越していけばいいものを。
 でもねぇ。追い越した彼ら、そんなに飛ばしてないんだよ。あんまりたくさんくっついてきて気持ちを変えた。迷信は100くらいで走らないとくっついてくるから、一宮ICを過ぎたあたりで速度を上げてみた。なんだ?なんだ?追い越して行った黒猫もカンガルーもいるではないか。だったら、くっつかないでおとなしく走れよなって。

 くっついてきた時には、ほんと心底ライオンになりたいと持ったものだ。黒猫とカンガルーの会社。事項防止のために運転手教育しっかりやれよ。  
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Posted by 生田 at 22:37Comments(2)TrackBack(0)

2016年10月09日

仏さんに惚れ込んで。。。8 東大寺 戒壇堂 四天王

 先回は、特に特定の仏像のことは書かず私の阿弥陀如来への想いを書いた。今回は、過去に訪れている寺の中で印象に残っている仏像について書くことにしよう。

 中学、高校が仏教系の学校だったこと、大学が美系だったこともあり仏像に接することは多かった。といっても高校までは仏像に対する美的意識は皆無だったかなぁ。ただ何故か中宮寺の半跏思惟像に惚れ込んでいるのだが、それが何故惚れ込んだのかはわかっていない。
 今思い出すと、その時小学校の恩師宅を訪れ和辻哲郎の”古寺巡礼”を借りているから、やはり美的感覚とは別な意味で何かを感じる様になっていたのかもしれない。

 大学の3年の時、夏休み中に京都と奈良の寺などをめぐる”古美術研究”という授業の一端があって1週間京都と奈良を巡って多くの仏像などに接している。その時には、今の私の心にあるものとは違った印象を持ったのかもしれないが、このシリーズ第2回目で書いた法界寺の阿弥陀如来や第3回目の室生寺の十一面観音は全く記憶に残っていないのだ。
 その反面、今でも記憶にしっかりと残っているのがいくつかある。5回目に書いた秋篠寺の技芸天、第6回の法隆寺の百済観音がその中にある。そして、今でもしっかりと画像が浮かぶほどに残っているものの一つに東大寺戒壇堂の四天王像だ。

 今でこそ戒壇堂と呼ばれているが、そう言う様になったのいつ頃かは知らないが、昔はそう20数年前に訪れた時も”戒壇院”と呼ばれていた様に記憶している。
 戒壇堂は、これまでに4回訪れている。昔は拝観料を払うこともなかったかと思うから、東大寺に行った時には寄ったのかもしれない。
 最初に訪れたのは、大学の古美術研究(この先”古美研”と)旅行の時だ。当時はまぁ東大寺の中でもマイナーなお堂で薄暗い古いものだったし、周りにあんな立派な兵はなかったんではないかと思う。しかし、中に入って、安置さている仏像を目の当たりにした時、かなりなショックを受けたことは確かで、あの生き生きとした、生身の人間とも思える顔の表情やら立ち姿は、私の造形力をはるかに超えた力を感じたからだ。正直、あの薄暗さの中では、全てがモノクロに見えてしまいそうだから、あの姿は今にも動き出しそうな感じさえする。

 訪れたのは、それから大阪に就職して1度、結婚前の家内をつれて一度、そしてもう一度家内と早朝に訪れているので古美研も含めると4回になる。

 今は、あのショックを受けた四天王の代わりに、円空仏の四天王の模刻をしたりしているが、到底その姿は同じにはならないし、私の今の力で彫ることも作ることもできはしない。

 実は、古美研の時に写真とスケッチを許可された上でしているのだが、残念ながら合間その写真の行方が分からなくなっているので掲載できない。いずれ探し出して、載せてみようと思ってます。  

Posted by 生田 at 11:45Comments(2)TrackBack(0)寺と信仰
  
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 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
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