2016年10月13日

2016年9月 高山・平湯・上高地の旅 7 平湯へ

 千光寺では結構時間を使ったように思う。円空さんを見るときは、どこでもそうだけど時間をかけて見ることになる。洞戸の円空記念館、席支援空間、星の宮の資料館など、結構な円空仏の数があるし、何せ撮影禁止だから、記憶にと止めなくてはならないから、どうしてもじっくり見ることになるんだ。歳をとると、これは実はきついんだよねぇ。。。今日やった、ついさっきやったことすら覚えていない時もあるくらいだから、じっくり見てきても、1週間も辰路忘れてたりするんだよなぁ。。

 そんなことはともかく、山道を下りて国道158号線に戻り、また上高地の方に向かって北上を続ける。雨はなんとか上がったかに見えるけど、山の頭はあ見えない。山にかかっている靄も上がったり下がったりで、その中に突っ込んで行くわけで、完全に上がった様子ではないことはわかる。
 ただ、この雨は寒冷前線によるもの。通過しきってくれれば晴天も望めるが、台風が近くにいるせいでぐずぐずしているから天気も湿っている。でも、通過してしまうと、関連前線の後は冷えることになるんdなよなぁ。。。

 車は、途中で暖房を入れることになった。雨のせいで気温が上がらないのだ。それに高いところに行くから、だんだん冷えてくる。我が家の車は暖房は初めてだよ。最初、何やらきな臭い匂いがした。初めて使うから、ヒータの鉾が焦げたかなぁ?なんて思いながら進んで行く。
 
 長いトンネルを抜けた。狭いなぁ。。。。狭く長いトンネルは本当に苦手で、何せ閉所恐怖症、暗所恐怖症をも持っているから、恵那山なんかだとパニックになりそうなくらい。
 道なりに走って行ったら、安房トンネルへの入り口なんかもあったけど、それを無視してまっすぐ行ったところ左手に今夜のお宿「ひらゆの森」があった。

 混んでますねぇ。。雨の中なのに、予約を入れているからしょうがないんですよね。入り口の亜案内に従って駐車場に入れた。「宿泊専用」というトラ柵を外して、そこに止めるように指示。
 他はほとんど満杯。宿泊以外にも日帰りの客がわんさときているんだ。へぇ。。。。

 ひらゆの森のお部屋は、洋室でした。ファンヒータがあったり、さすが寒冷地ねぇ。。まずまずのお部屋でした。料金からいって、贅沢は言えません。
 お風呂は、露天風呂にも行きましたが、雨の中でしたよ。満天の星の下の露天風呂を望んでいたのにねぇ。寒かった。でも室内のお風呂は暑くて、そこで体を温め、疲れを土地ました。明日は上高地で歩くんだもんね。

 食事は、予約してなかったので、レストランでホウ葉味噌の定食を。
 昔たなんども宝馬味噌の食事をしているけど、昔はアルミフォイルなんてしかなかったよなぁ。。今はホウ葉自体も小さくきって、その下にアルミフォイルを敷いていた。なんか風情がなくなったなぁなんて思ったものです。

 さて、夜中に夢を見ることになったのですが、それは こちら に書きました。  
タグ :ひらゆの森

Posted by 生田 at 20:01Comments(0)TrackBack(0)旅行など

2016年10月13日

仏さんに惚れ込んで。。。13 蟹満寺 釈迦如来坐像

 蟹満寺 どのくらいの人が訪れるのだろう?この山城町も京都なのだ。奈良の大仏殿の横を北上して奈良坂を超え木津川を渡ってしばらく国道24号線を北に行くと右手に「蟹満寺」の案内看板に出会う。そこから川ぞいに東に行くと大きな看板があって、そこが駐車場らしいが、多分観光バス用ではないかと思う。ここで止めたら、あと結構歩きますよ。乗用車なら無視してさらに東に進みます。が、細い道になるのでご注意を。別な道から行ったほうがいいかも。。。。
  と、まぁ表通りにはないので、ナビがないと結構面倒です。ナビに「蟹満寺」とセットしてお出かけください。寺のすぐ横に駐車場があります。

 蟹満寺は、ミステリファンならご存知かも、山村美紗の「鳥獣の寺」に「蟹寺」として登場する。多分、書かれた当時の様子とは今の蟹満寺は異なったものになっていると思う。
 私は、この寺を2度訪れているが、最初はこれもまた大学の古美術研究旅行で行ったのだ。もう50年も前なんだよなぁ。そして、そこで印象に残ったのが、国宝の「釈迦如来坐像」だ。なんで印象に残ったのかというと、この仏像はととにかく真っ黒なのだ。ここまで真っ黒で綺麗なのは、薬師寺の薬師三尊くらいかと思うほどの真っ黒なのだ。この蟹満寺の釈迦如来も、薬師寺の薬師三尊もいずれも銅製なので金箔が落ちると酸化して真っ黒になるんだろうと思う。

 この釈迦如来は、顔の表情がちょいと怖いんですね。何を怒っておられるのか、いわゆる仏頂面というか、口を”への字”の世に結んでいるから。なので、どちらかといえば、敬遠するタイプの仏像だけど、なぜか古美研で見たときの印象からもう一度行ってみようなんて思わされて、娘、家内を伴って見にいったのだ。
 仏像そのものに再会して、再会の望みは叶えたけど、なんだか印象が大幅に変わってしまった。理由は本堂自体が昔とまるっきり違っているし、周囲の環境が他の寺になってしまっているからなのだ。
 昔の本堂の印象ははっきりとは残っていないが、古びた建物だったように思う。それが2回目に行ったときは建て替えたばかりのようにキンキラキンで、仏像との対比で淡中唸ってしまっていたから、仏像自体の印象も変わってしまったのだと思う。

 京都のある国宝を持つお寺では、屋根の檜皮葺の取り換えに資金にもお困りのようなのだが、この寺はこんなにも、そう行ったときはまだ周囲の改築中だったくらいに資金が豊富におありなんでしょうねぇ・・・なんでこんなに違うの??
  

Posted by 生田 at 19:31Comments(0)TrackBack(0)寺と信仰
  
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 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
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