2016年10月14日

やっと掘り終えた・・・ (再掲)

展覧会まで保留していたので、これで再掲のご開帳デスゥ


 今年は年初めから十一面観音を彫っていた。
 1月から3ヶ月かけて一体、そして6月から今日までの3ヶ月でもう一体と、二体を彫り上げた。いずれも像高は50センチです。

 何せぶきっちょな私が、硬いケヤキでの彫り物に挑戦して、苦労に苦労を重ねて、なんとか形になったかなぁ。。。。
 左の写真の右が最初に彫ったもので、左が今日完成したもの。同じイメージだけど、少し変えてみたりして。。。。
 こんな細身の十一面観音なんて見たことはないなぁ。。。と自分で思いながら。でも、これはそれなりにこの形にした理由もあり、自分自身では納得はしている。

 本当はもっとでかいのを彫りたいんだけど、何せ材料を入手するのにカネがなくて、巷で売っている角材を使って彫っている。彫刻に適しているかどうかなんて考えもしないでの挑戦は、素人の怖いもの知らずのなせる技で。
 今年は、こうしたイメージの仏像の他に、まだ他別に円空仏も何体か彫ってますが、こっちは彫り方が違って、両方を同時並行式に彫っていると、彫る手がおかしくなったりもして、苦労する。こんなことはしないほうがいいのにと思いながらだけど、彫りたいからしょうがないなぁ。。。

 この先今年はまだ4ヶ月あるけど、この先は小さいものと来年の干支のトリを掘ること予定してます。  

Posted by 生田 at 22:26Comments(0)TrackBack(0)趣味の木彫り

2016年10月14日

仏さんに惚れ込んで。。。14 役行者

 このイリーズも13回目になった。13を忌み嫌うのはキリスト教の話で仏教には関係ないんだけど、この際私が忌み嫌うということだけにひっかけで、苦手なものの代表として扱うことに。

 実は、昔から「役行者=役小角の坐像をたくさん見かけるのだが、なんか好きになれなんですね。理由もわかってます。
 理由は、日本の仏教の修験道との結びつきの親玉という認識で、修験道が胡散臭いもの(ごめんなさい)といつからか思い込むようになった。実際、あの山伏の姿が嫌いで、えいっえいっ」って指で食うを聞いってなんて動作も、何でこんなことする?と不思議でしょうがないあんだな。あんなんで思いが通じたら世話ないと思うほどに、冷たく見ているからからだと思う。

 大体が山岳信仰は神道の流れでしょ?神仏混淆は、止むに止まれぬ時代もあったと思うけど、なんかあの山伏姿や修行は違うんだよなぁ。比叡山の「千日回峰行」という荒修行があるけど、これもその流れではないかって思ってんです。自分の命をかけて修行する。まぁ確かに言い伝えによれば、お釈迦さんんも断食修行をしていると聞くが、自分の命をかけて修行して、それが他の人の供養になるのかと不思議で仕方がないのだ。
 お釈迦さんの話は、まあお話として聞き流せるけど、日本以外の国の仏教はそんな荒行事をしているんかいなぁ?何ともかんとも、わからん世界です。

 大体が、宗教というのは哲学=頭のなかの世界のことで、肉体が伴うというのは私には理解が遠い。じっくり考えて済ませることができないのか?
 例えば、阿弥陀如来は元は法蔵菩薩で願掛けして、その願かけを長い時間で成就させて如来になったんだけど、あの無茶な修行をしたんだろうか?他の如来さんも、人間が菩薩になって、それから如来になるんだけど、命をかけた修行したのか??
 それは置いといて、比叡山などでの荒修行を達成した方が結構おいでになるんだけど、その方々は如来さんにおなりになったのだろうか?聞いたことがない・・・・

 とまぁ、いろいろ嫌味なことを書くのは、私にはそう行った修行をするだけの力もないし意気地もないからなんだけど。でもしないと悟ることってできないのだろうか? 
 こんな思いに引き込んでくれるきつい修行の立役者の役小角は本当に苦手なお人であらせられる。ついでに、どの彫像も痩せこけて、杖をついて、私の嫌いなタイプのお姿なんですよう。私が、ずんぐりむっくりしているからそう思うのかなぁ?
 できれば、いく先の寺にある役小角の像には出会いたくないと思ってます。  
タグ :役小角

Posted by 生田 at 21:30Comments(0)TrackBack(0)寺と信仰

2016年10月14日

我がいとしのナタリー

 今日の昼下がり、NHK BSで映画をやっていた。あの有名な、「理由なき反抗」を。ジェームスディーンは、この作品を撮っていたけど、上映開始前に24歳で亡くなったんだってねぇ。。。。
 たった3作しか出てないのか?「ジャンアント」「エデンの東」。両方とも見た。あのスネ役をやる顔がぴったりなのかなぁ。。。この映画もあなじような姿だね。。。

 で、この映画「理由なき反抗」は実はしっかり見ていない。似たことはあるんだけど、なぜか記憶から消えている。共演が、ナタリー・ウッドなんだけど。
 今日見ていて、ん????ナタリーが出ている。完全に記憶が違っている。何を勘違いしているんだ?リズ=エリザベス・テイラーがでていると思っていたのだ。今でもナタリーでなく、リズだと・・・・なんでだろ??

 リズはユニバーサルか何かの美人コンテストでトップになったかと記憶している美人に違いないが、私にはイマイチで、それよりもナタリーの方が好きなんだよねぇ。。。
 たぶんに、リズよりもナタリーの方に先に出会ったkらかもしれない。高校時代はあまり映画を見ていないが、3年の時に「草原の輝き」という映画を見て、彼女に惚れ込んだ。あのでっかい目は今も忘れられない。
 彼女は事故(一説には殺人)で亡くなってしまった。遺作となったのは「ブレインストーム」も見ているが、これは、レンタルビデオ店で探している時に偶然見つけた。あの映画の彼女は、「草原の輝き」や「グレートレース」なんかとはかなり違った印象だった。
 
 いい俳優さんになっていたはずなんだけど、油が乗り切る前に行ってしまったのかな?

 またいずれ、彼女の映画で出会いたいものです。  

Posted by 生田 at 15:42Comments(0)TrackBack(0)TVなど

2016年10月14日

2016年9月 高山・平湯・上高地の旅 8 上高地に

 上高地への旅第2日目。
 夜明けごろか、嘘のような星空の夢を見た割には、寝起きは爽やかだった。でも、さむいよぉ、ファンヒータがある割には、バスの元栓開けていいのやらわからず、寒いのを我慢し朝食に。朝食は予約してある。予約していかないと、こんな早朝に観光客相手のレストランなんてないでしょうに。。。予約してから行きましょう。実際、開いてなかったよな。
 食事は、ごく当たり前の、あんまり高級でない旅館の朝食セットといったところかな。料金的にしょうがない。鮭の切り身やら味付け海苔なんて当たり前のものに、さすがに温泉地という温泉卵、それにやはり土地柄のほうば味噌。昔高山の旅館で出会ったものに似ていた。
 隣は肉料理だったゾォ。連泊すると2日目にはこうなるって聞いたけど。。。。
 
 食事を終えて部屋に戻って、出発の準備。テレビでこの日の天気予報を見たりしたが、ふと名古屋では見ないチャンネルがあったので回してみると、それは防災用の画像だった。
 焼岳やら梓川、神通川なんかのその時の様子をテレビにリアルタイムで出しているのだ。この日、その時も雨で、しかもこちとら土地勘もないので、ななの画面やらわからなかったが、そのうちの一枚を出しておきましょう。
 なんだかわからんでしょうね。どこかの川のどこかの堰堤のその時の様子ですが、雨のおかげでなんだかほんとわかりません。


 上高地へはマイカーは上がれません。どこかにマイカーを駐めてシャトルバスでいかねばなりません。ひらゆの森をチェックアウトしてしまうと車は預かってもらえないので、”あかんだな駐車場”まで移動して、そこからシャトルバスに乗ることになります。
 バスは30分ごとに出ますが、目指す時刻は8時50分。それには急がねば。朝ドラ見ている時間はありません。荷物をまとめて、そう大半は車に残しカメラだけの荷物を作ったりして。そして急いで帳場で支払いを済ませて車に。外は雨です。靄ってます、この先もっともっと高い上高地の天気が危ぶまれます。あぁ、雨男であることが嫌になルゥ。

 行動158号線のいまや旧道になるんでしょうね、その道を平湯の街中を通り抜けてくねくね登って、途中で左に折れて”あかんだな駐車場”に。なんかもっと近道があってもいいようなものだけど、なんで登るんだろ??
 あかんだな駐車場は、2箇所あるうちの上の方に止めました。下の方はバスターミナルが見えるところですが、ちょっと距離がある、上は見えないけど階段のすぐ下がターミナルの建物のあるところ。ということで、上の駐車場の階段近いところに。実は一度下にも行きましたが、雨の中あまり歩きたくないので上に引き返したのです。
 
 雨の中階段を下りてバスターアミナルに。ここで切符を買います、片道1150円、往復割引で2050円。ちょいと高いかもなぁ。。。でもしょうがないですね。あの上高地に上がるために、安房トンネルも抜けるんですから。
 バスが来ました。おや、市バスとは違って、観光バス用のものです。まぁ市バスのベンチシートでは、シートベルト無いから、トンネルを高速では飛ばせないし、山道危ないよね。。。

 バスは、158号線を一旦下って平湯の温泉街、バスセンターを経由します。バスセンターで客を乗せて、安房トンネルを経由して、158号線の途中で左に折れて、この先マイカー乗り入れ禁止地区を進みます。結構狭いんですこの道。
 途中いくつかバス停がありますが、ほとんど乗降客なし、1つあったかな?
 
 私らは、大正池停留所で降車しました。バスターミナルまで行ってもいいんですが、そうすると大正池までを歩いて往復することになるんですよね。大正池から河童橋まで歩くと1時間以上あるから、片道の1時間を無駄にしたく無いという、1日コースの最低の歩き方のようです。

 降車すると、ここから河童橋までトイレはありません。ということで、売店で買い物してトイレを借りるかちょっと離れた公衆トイレで用をすませるかのいずれかをしておかねばならない。公衆トイレで済ませて大正池の案内に従って下りて行きました。
 左の写真が、最初に目に飛び込んできた風景です。おもわず「これが池ェ」と叫んだものです。ここ連日の雨、それに昨夜結構降ったらしいので、そんなことで梓川がかなりの水かさ。石の河原なんて見えないですよ。流されたら・・・・・思わずぞっと。
 写真に写ってますが、傘をさしてます。雨なのです。ポンチョは用意しました。着ました。でも、それでは写真が撮れないのです、カメラが濡れてしまいます。ということで傘併用です。


 アァ、トイレの話ですが、
 昔、癌宣告を受けた頃、5年半前になりますが、当時の私は癌のおかげで膀胱が圧迫されてトイレの間隔がかなり短く、1時間もたない、ひどい時は30分も無理立たこともありました。それがガンが小さくなったことで、かなり長いこと我慢できるようになったのです。昔のままだと、大正池から河童橋まではとても我慢できなかったことでしょう。今の健康状態だからこそ上高地に来る夢を叶えられたのです。感謝感謝です。
  

Posted by 生田 at 14:51Comments(0)TrackBack(0)旅行など
  
2015大津・京都の旅
1泊2日のドライブ旅行
2015北海道・道東の旅
1週間870kmのドライブ旅行
大学OB会と
50年ぶりの鎌倉
OB会の後に鎌倉と横浜に行ってきました
15年年頭 広島宿泊の旅
鞆の浦、竹原、宮島に行きました
14年秋 京都宿泊の旅
久しぶりに新幹線に乗りましたが・・・
13年秋 京都ドライブ旅
京都の紅葉の名所・毘沙門堂に行きました
12年秋 室生寺ドライブ旅
すてきな観音様と再会です
室生寺五重塔
12年秋 京都ドライブ旅
1年ぶりの京都です
三千院
10年秋 平泉ドライブ旅
4泊5日 2000キロの一人旅です
平泉・わんこそば
   
10年夏 室生寺 日帰り旅
素晴らしい観音さんに出会いました
室生寺・五重塔
10年初夏 宇治・長岡 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに黄檗山満福寺・六地蔵・法界寺谷寺・長岡天神
布袋さん
09年秋京都 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに 紅葉がきれいな京都
南禅寺の紅葉
08年秋京都 日帰り旅
08年11月25日貧乏・一人・日帰り旅の記録です。
鳳凰堂を望む
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生田
 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
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