2017年04月25日

4泊5日 石垣島の旅 2日目の9 桃林寺そして・・・

 八重山博物館をどのくらい時間をかけて見たのかな?小さいとはいえ、私たちとは違った文化が並んでいるのでかなり興味深くみって回ったことで、けっこうな時間を取っていたと思う。カメラの撮影時刻からの計算では40分くらいかけているようだ。
 見終わって、4時を過ぎている。レンタの返却時間も迫ってくるし、といって車のある間に行けるところはないかと博物館の学芸員の方に聞いて見た。見たいところがお休みのところもある、が幸いにして同じ市役所の通りに面している少し先に”桃林寺”という寺があるので、石垣島では数少ない寺であり、県の文化財もあるからと教えられて行くことにした。
 博物館を出て西に向かい、市役所を通りすごてしばらく行くと右手にお寺らしい門が見えた。お寺らしいといっても、私たちが普段接している寺の構えとはかなり違っているから、教えられていなければ通り過ぎていたかもしれない。

 道路を挟んでれたの反対側、車の進行方向(博物館を背中にして)左に寺の参拝者駐車場があった。幸い数台の空きがあったので駐めさせてもらた。


 上の画像が、桃林寺の山門=仁王門です。この画像ではみることができませんが入口の両脇には立派な仁王さんがいます。ただ、木製の講師にしっかりと守られているので外からはみるのも難しいし、写真を撮ってもまずは判別できないだろうともいます。
 その講師をかいくぐって撮ったのが下の仁王さんの顔です。体ももう少し写ってはいますが、顔だけで勘弁してください。
 

 これは、沖縄県の県指定文化財に指定されている彫刻です。もう少し表に出ているといいのですが、(これは翌日再度先輩にお会いした時の話したのですが「それはその通りなんだよな」と残念がっておられました)最近の文化財の盗難のことを考えると致し方ないかなぁ?特に、韓国あたりからの盗難の話などを耳にしているので、こうしてぶんかぁ位を守るのも一苦労だろうと思います。勿体無い話ですが。

 この仁王門=山門を潜り境内に入ります。寺といってもかなり私たちの日頃の印象とは異なります。建物そのものが沖縄の風土に沿っているので、白黒のイメーイはありません、屋根のレンガ色ですし、塀も石組みの沖縄のものです。まぁ台風銀座胃の中にある石垣島ですから、私たちの知っている寺の建て方ではおそらく耐えられないのでしょうね。


 上の画像が本堂です。ここは禅寺だそうですが、本堂の奥中央には仏さん(立像)が光ってました。


 上の画像は、桃林寺の東に隣接する「権現堂」で、メインに写っているのは拝殿で中央の奥に無言える赤い部分が権現堂です。
 なんでも1771年の大津波でこの辺りは破壊されたのですが、今の建物はその後に再建されたもので国指定の文化財だそうです。

 石垣島は、多くは風景などが観光の対象ですが、こうした石垣島(八重山諸島)の文化的なものも見ておくべきではないだろうかと思います。
 同じ日本でありながら、この石垣島は最南端に近く、一方北海道には蝦夷の文化があります。
これらはいわゆる大和文化とは違ったものを持っています。しかしこれらの日本なのです。日本のルーツでもあると言えるかもしれません。
 石垣島においでになったら、風景だけではなくこうした施設も訪ねて見てはいかがでしょうか。


 さて、レンタを返さねばなりません。返すためにはガゾリンを満タンにせんといかんのです。知らない土地でガソリンスタンドを探すのは大変です。一応レンタ会社がくれた地図を頼りにはしりますが・・・・
 国道390に出るのはひと苦労でした。ナビがなぜか市街の細い道に入り込んで嘘うさ王さして、なんとか国道に出たのですが。。。でてびっくり、石垣島の帰宅ラッシュに引っかかったのです。小さいところとはいえそれなりに帰宅ラッシュの車の渋滞です。(まぁ大都会の渋滞とはかなり違いますが)

 なんとか満タンにしてレンタの営業所に行きました。  

Posted by 生田 at 22:48Comments(0)TrackBack(0)旅行など

2017年04月25日

4泊5日 石垣島の旅 2日目の8 八重山博物館

 石垣市の市街地に入って、メインストリート=市役所の通りを西に向かって進んでいる。旅行の前にGoogleで八重山博物館の近くをGoogleEarthであらかじめて見ていたので、同じ景色の中を走っている。左手にそれらしい雰囲気の建物があった。


 上の画像はGoogleEarthのものを借りているが、ちょうどこれと同じ位置しか駐車スペースはなかった。ちょっと苦労してなんとか駐車スペースに押し込んだ。ほんの数台しか停めることができないので、シーズン中ならば近くの有料駐車場などを使うことになるだろう。

 前日の夜、先輩との食事の中で、先輩に石垣島で見ておくね来ところを尋ねた。やはり、先輩ゆかりのところであるこの八重山博物館は外してはいけいけないと言うことで、かなり苦労して資料を収集されたようなお話をあらかじめ聞いていただけに、中を感激を持ってみることになった。
 入館券を買い中に入った。中はそんなに広いわけではない。おそらく何もゆかりにない人ならば、地方の姻族博物館と変わらないと言うことだろう。確かにそうかもしれないが、本州の民族博物館は、同じ土地の中での資料集めということでかかる労力はこの八重山博物館とはかなり違うと思う。
 八重山博物館は、石垣島をはじめとする八重山諸島の文化をまとめるという意味がある、バラバラに点在する島々の文化をまとめるという結構大変な仕事だったと先輩の話あだった。
 実際に大変だと思ったことは、石垣島及び八重山諸島を大津波が襲った記録が残されていた。その大津波の影響で文化遺産が壊滅的な打撃を受けていたというとこで、それらをまとめることは大変だったろうと思う。
 そして、江戸期に入って日本に統合されてからの文化の変化、そういったものもの見学して初めて知ったことばかりだった。

 館内は撮影禁止ということで、残念ながらその様子をここに掲載できませんがこちらのアドレスhttp://www.city.ishigaki.okinawa.jp/400000/410000/410500/top.htmlで館内の様子を少しみることができるので、ぜひご覧ください。
 というよりも、石垣島はとてもいいところです。是非一度お逝きになることを勧めしておきます。
   

Posted by 生田 at 18:51Comments(0)TrackBack(0)旅行など
  
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