2018年04月23日

円空仏模刻 音楽寺 十二神将 安底羅大将

昨年から彫り続けてきた
江南市音楽寺の薬師三尊と十二神将
昨日最後の最後に残っていた
安底羅大将(申) を 彫り上げた

本当は2日前に彫り上がるはずだった
ところが先週の水曜日に
この安底羅大将が持つ弓状のものが
彫っている途中で折れてしまった
修復できる状態ではなかったので
他の部材で作ってはめ込まざるを得なかった
それを土曜日に別部材で作り上げて
日曜日にはめ込む予定をしていたのだが
はめ込む段階でなんとまた折れてしまった
致し方ないので日曜日に再度作り直して
なんとか完成



像高は一番高いところで30センチ
その高いところになっている棒状のものの
手の部分の上から先までが差し込んでるもの
本当はもっと細く作るべきなんですが
当分このままにして
展覧会の際に脳少し細く彫り直す予定です
まぁそれまでは一応の完成とします

一昨年から
大垣市報恩寺の薬師三尊・十二神将
江南市音楽寺の薬師三尊・十二神将
とかなり面倒なものを掘ってきたので
当分は十二神将は彫りたくない
というのが今の正直な気持ちです


彫りた終えたところで
木彫り部屋の大掃除を始めました
連休には
多分息子が帰省するでしょう
その息子の寝場所のために
もともと彼の部屋だったところを占領しているのだから
連休中は木彫りはできません 

大掃除は
多分3日かかると思います
連休開けたら
秋の展覧会向けに
大きいものを彫ろうと思っています

それと
彫りかけの十一面観音も
また手を入れなくてはなりません
頑張って彫ります
  

Posted by 生田 at 17:00Comments(0)TrackBack(0)趣味の木彫り

2018年04月23日

ガン患者の難しさ 希望

 昨日、私のブログを見ていただいた方のブログを読ませてもらいました。この方は多分に私のブログの”闘病”のテーマのところをお読みなられたのだろうと思います。
 その方のブログを読ませていただいて、かなり辛い思いをされていることがわかりました。抗がん剤などは辛いんだろうと想像するばかりの私です。

 私は末期癌を宣告されたとはいえ、手術できない、放射線できない、残されたのはホルモン剤治療だけというステージ4の宣告を受け、ホルモン剤治療を受けてきた。
 宣告された時は、”なんで私がガンに?”という思いが強かった。今思えば多分その時は頭の中真っ白だったのかもしれないんですが、その時のショックは記憶にはないです(役人や政治家のいう意味とはちがって本当に)。主治医に言ったことは記憶してます、”死ぬまで仲良く付き合います”と。
 幸いなことに前立腺癌は進行が遅いので、骨転移さえなければ結構長く生きられるようなのですが、その時はまだどの程度の重症なのかの意識、知識はなかったのですが、ホルモン剤治療でしばらく様子見だったようです。これは今になって思えることですが。
 ただ、わたしは”希望”だけはなくしたことはないのです。よく”ガンと闘う”話を聞きますが、それもなかった。年齢的な問題もあるかもしれないですが、もう20年も前、55歳くらいの時に”もうこれまで生きてきただけを生きることはでけいないと悟って、それから自分がこれまで生きてきたことの証を残そうと思うようになった。いつかお迎えが来ることはわかっている。その時までいかに生きるか、いかに生きた証を残すかを考えるようになった。
 
 その当時はまだ現役で仕事をこなしていたので、趣味なんかをする(もっとも仕事が趣味と言われていた)こともなかったのですが、10年前に父を見送ってから、残したものを嫌々受け継いで、そのおかげで本業を捨てざるを得なくなり、そのあとでガン宣告を受けた。
 父の残した仕事も世の流れから消滅する運命にあることもわかったていたので、それで命を削ることよりも、残されている時間はわからないけど、悔いを残すことのないようにと、趣味の道を選んだ。仏さんを彫るようになった。
 彫っている間は何も考えていない。本当に無心の世界なんでしょうね。。。。じぶんがガン患者ということは、毎日の薬を飲む時と最初は月に一度、1年くらい経ってから3ヶ月に一度の採血、診察の時くらいになった。
 正直、ガンのせいで死を迎えるなんて考えたこともなかった。そしてマーカーがどんどん下がっていき、ほとんどゼロに近くなって、安定したから大病院を放り出されて、それから3年近くなるけど、今は”奇跡的”と言われるようにガン病巣はCTなどでは見ることができなくなった。といって無罪放免にはなってないけど。。。

 この7年間に、ガン患者の集いでお付き合いしている仲間を何人か失った。その都度辛い思いをしているけど、これは私のがガン患者であることを辛いと思っているのではなく、仲間、知り合いを失ったということの辛さです。
 集いでのお付き合いの人たちの多くが、それぞれの思いで生きています。特に新患で、余命宣告された方はもう絶望の中でおいでになります。その方たちにお話をします。”ガンの一番の敵は希望をなくす、希望を捨てること”だって。なかなか理解してもらえないのでしょう、逆に”何も気持ちがわかってもらえない”と切り返されたことも多々ありました。それでも理解していただけた方々の多くが、今もお付き合いをさせていただいていると自己満足かももしれないけど思っています。

 とにかく、ガン患者ということだけではなく、人間生きている限り、希望は無くしてはいかんのだと思います。生きていればこそできることがあります。痛い、辛い、それでも明日は回復している希望はあるのです。回復しないなんてことは言い切れない、医者の余命宣告も神様が言うわけではないので真実ではないでしょう。その真実でもない言葉を聞いて希望をなくすなんて・・・・


 書いていると、とめどもなく書き続けそうです。支離滅裂にもなっているかと思うので、ここいらで止めます。

 とにかく

希望はできるのではく
持つものなのです。

 と私は思っています。



  

Posted by 生田 at 11:56Comments(1)TrackBack(0)今日の日

2018年04月23日

今日の庭の花たち

今日は風も少なく
気温も23度(室温)湿度も低く
かなり過ごしやすい日になるか?
まぁ気温が上がって夏日になるかもなぁ
でも湿度が低い分楽かと
でも逆に熱中症には気をつけないとねぇ

外に出て見た
花が咲いている
一眼レフを持ち出して
できるだけ近くでと撮ってみたが。。。。。


前から名前がわからないといっている花です
たくさん咲いてます


これもほんの一部です
自生したのか?ちょいと植えたのが広がったのか?



ツツジは満開を迎えました
例年よりも花が多い
相方曰く、昨年花芽を切らなかったと・・・



ニラの花です
これは自生です、とにかくいっぱいあちこちに咲いてます
ニラを取って食べてもいいのですが・・・・



鉢に中でうなだれて炊いてました
足を地につけ腰を折り曲げて
カメラのファインダーを辛うじて覗いてのショットです
もちろん名前はわかりません

アリ

これが以前いつか咲くツボミと言っていた花です
一昨日咲いてましたが
ショットをサボってました
上の方のツボミのところをよく見ると黒い点みたいなのが見えます
右の小さい写真でわかりますが
ショットのとき気づかなかったんですが
ありが蜜を求めて登ってきたようです



ものすごく小さい花で
うっかり通り過ぎるところでした




いずれカレイな花を咲かせてくれる
ヒオウギです
毎日少しずつ大きく育ってます
  
タグ :庭の花

Posted by 生田 at 11:16Comments(0)TrackBack(0)庭の花など
  
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1泊2日のドライブ旅行
2015北海道・道東の旅
1週間870kmのドライブ旅行
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鞆の浦、竹原、宮島に行きました
14年秋 京都宿泊の旅
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13年秋 京都ドライブ旅
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12年秋 京都ドライブ旅
1年ぶりの京都です
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生田
 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
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