2015年11月30日

2015年秋 京都宿泊旅行 9 悠久の時間の中の昼食


 近江神社の駐車場に車を入れた。この駐車場は神社の経営する幼稚園の送迎のための駐車場を兼ねている。七五三のシーズンは大変だろうなぁ。。。。
 車を入れた駐車場は神社の本殿からちょっと離れたところの南(本殿に向かって左)、本殿の方に向かおうと北を向くと、駐車場の右側に「新そば」の旗が。参拝客もあんまりいないのでひっそりとしている。時間は11時半を回っている。もうじきお昼なのにお客がいない。参拝客がいないもんなぁ。。。。

 ここの蕎麦は美味しい時っていきた。なので時間的にずれてしまって石山寺の”しじみご飯”を諦めてここにきたのだが、誰もいない店、大丈夫か、多分最初の客かもなぁ。。。。。
 店の前には2種類のメニューしかないという表示。いやならやめておけという、店主のこだわりを感じる。あとでわかったが、本当にこだわりを持っていででした。


 店の中に入りました。おぉ・・なんとなく神社の中にいることを感じる、そうお宮参りに行った時に拝殿に入る前の待合という印象が似ているかも。時間がゆっくり流れていそうな雰囲気で、出ておいでの女性もそんな何時の品のいい方でした。
 メニューは2つだけですと念を押され、もりそば(10割蕎麦)をお願いした。そのあとで、女性が「メニューにはないですが」とご主人が手塩にかけた無農薬野菜の天ぷらを勧めてこられた。金額は500円なり。何が出てくるのかわからないが、お願いをした。


 しばらく時間が流れて、出てきた膳が最初の写真です。
 そばつゆと塩とネギと、そして一番上にあるのはそば粉をあげたお菓子です。とにかく蕎麦づくしです。実は、オススメの天ぷらは、衣にそば粉を使うというこだわりです。
 まだ蕎麦は載っていません。蕎麦が乗るところに、こだわりが書かれていました。

 蕎麦が出てきました。

 ここの蕎麦は会津産で10割の蕎麦で、そば粉と水だけでできているのだそうです。確かに蕎麦だけを口にした時は塩っ気はなく、逆に塩をつけて食するように塩が出されているのです。

 蕎麦は薄い灰色、食べやすいような穴がさで、幾つかの塊にして盛られている。量は、わんこそばのいっぱい分の倍くらいかな?私のひとくちにはちょいと多めに感じたけど。
 美味しかったなぁ。。ものすごく冷たくて。

 最初は、何もなしで口に、そして次は塩をつけて、そして最後にめんつゆをつけた。それぞれの味わいがあるが、日頃塩分カットの私には塩はやはりきつかった。めんつゆかなぁ。。。。でも、慣れていないから、めんつゆだけではちょいと物足りないという、通ではないという証明を自分自身にしたようなもの。

 途中で天ぷらが出てきました。写真はそのほんの一部です。ご主人が上げています、そしてその揚げたてを順次女性が持ってきてくれているのです。出来立てのそば粉の衣の天ぷら。もう何をか言わんです。

 食べ終えて、満腹感を覚えました。そんなにたくさん食べたという印象がないだけに、やはり悠久の時間の中でゆっくり食べたことが腹のなかに時間を一緒に流し込んで満足感を覚えたのか。。。。

 食べ終えて、席を立ち「ごちそうさま」を行った時に厨房からご主人がお礼を言いに出てこられました。いいご夫婦だなぁ。。。。

 「感謝」という言葉が2箇所に書かれてましたが、こちらから美味しいものを食べさてもらえたことを感謝します。ごちそうさまでした。

 さて、本殿に向かいます。

 


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