2018年03月26日
十一面観音を彫る その7
今日は久々に十一面観音にノミを入れた。ここのところ秋の展覧会用の作品に専念していたので観音さんはそれを眺めておいでになった。もっともまだ目がないから、批評もしていただけなかったけど。
目下彫っている十一面観音は、前から書いているようにどうにもずんぐりむっくりで、作者の体系そのものなので、一度観音さんをメタボ講習会に送ろうかと思うくらいな気持ち。で、観音さんは受け付けてもらえないので、昨日行ってきた講習会の記憶でなんとか少しでもスリムにしようと頑張ってノミを入れました。
正面 背面
右側 左側
正面と背面は、衣細い帯状の衣がいずれつくので下の方はなかなか細くすることができない。しかし、背面はなんとか臀部の形で細くなったかと思うけど、まだこれでも太いんだよなぁ。
左右は、まだ腕の太さが落とされてないので、ものすごく力強い観音さんに見えてしまう。
だんだん型ができてきたけど、この先どうなっていくのやら、作者の私自身わかっていない。掘りながら形を選んでいくということなので。。。
今日は、スリムにする以外に、あたまのぶぶんのひび割れに補修材を入れ込んだ。乾燥の度合いが一応落ち着いたようなので、もうそろそろ補修材を入れてもいいだろうという思いだ。
ただ、かなりひび割れが深いので恐らくこれからも彫っていくごとに補修の必要は出てくると思う。上の写真の赤い丸の中が補修した部分。奥まで入っていない。奥の方は、化仏を彫っていく過程で都度補修するつもりでいる。
目下彫っている十一面観音は、前から書いているようにどうにもずんぐりむっくりで、作者の体系そのものなので、一度観音さんをメタボ講習会に送ろうかと思うくらいな気持ち。で、観音さんは受け付けてもらえないので、昨日行ってきた講習会の記憶でなんとか少しでもスリムにしようと頑張ってノミを入れました。
正面 背面
右側 左側
正面と背面は、衣細い帯状の衣がいずれつくので下の方はなかなか細くすることができない。しかし、背面はなんとか臀部の形で細くなったかと思うけど、まだこれでも太いんだよなぁ。
左右は、まだ腕の太さが落とされてないので、ものすごく力強い観音さんに見えてしまう。
だんだん型ができてきたけど、この先どうなっていくのやら、作者の私自身わかっていない。掘りながら形を選んでいくということなので。。。
今日は、スリムにする以外に、あたまのぶぶんのひび割れに補修材を入れ込んだ。乾燥の度合いが一応落ち着いたようなので、もうそろそろ補修材を入れてもいいだろうという思いだ。
ただ、かなりひび割れが深いので恐らくこれからも彫っていくごとに補修の必要は出てくると思う。上の写真の赤い丸の中が補修した部分。奥まで入っていない。奥の方は、化仏を彫っていく過程で都度補修するつもりでいる。
この記事へのトラックバックURL
この記事へのコメント
今晩は。 十一面観音彫刻の過程のアップ
ノミで彫る大変な作業ですね。 私達は、出来上がった仏像しか見てませんから~ あの頭に十一
観音が彫られるですね。 力も入りますね。
無理なさいません様に。~
ノミで彫る大変な作業ですね。 私達は、出来上がった仏像しか見てませんから~ あの頭に十一
観音が彫られるですね。 力も入りますね。
無理なさいません様に。~
Posted by ハマ at 2018年03月26日 21:08
あのでっかい頭に頂上に一つ、周りに10の顔が乗ります。
実際にこんなのを頭に乗っけたら、もう肩がこっTしょうがないと思いますが。女性の日本髪のかつらと同じかも。。。。
怪我しないように、細心の注意を払ってますが、まぁよく怪我します。大したことはないですが。
実際にこんなのを頭に乗っけたら、もう肩がこっTしょうがないと思いますが。女性の日本髪のかつらと同じかも。。。。
怪我しないように、細心の注意を払ってますが、まぁよく怪我します。大したことはないですが。
Posted by 生田 at 2018年03月26日 23:12