2007年11月23日

朝の諏訪湖 07紅葉の旅 6


 水門の前の公園で何枚かの写真を撮り、次の場所を探そうと車を移動させた。少し進むと左に駐車場があり、右の諏訪湖の遠くに雪をかぶった山が見える。おそらくあれが、これから向かう八ヶ岳連峰なのだろう。それにしても眺めからはかなり距離があるように思え、この先どのくらい時間がかかるのかと思った。


 とはいえ、写真をあ撮るスポットに来たわけで、車を止めないわけにはいかない。それに写真を撮らねばならないだろう。出なければ何のためのドライブ旅行やらということになる。

 車を駐車場に入れて、湖岸に向かって歩いていく。岸辺まで行く気はないが、写真を撮るにはやはり式に近づかねば。道路を渡るときついさっき通ってきた方向(水門の方角)を見ると、そこには、街中や山間の中の狭い空間での紅葉の構図ではなく、周りが広いこれまでに見てきた紅葉の構図とは大きくことなった景色を見ることになった。

 こうした景色を見ると、本当に来てよかったと思うものである。特に、今回は朝4時出発というかなり強行軍の末の景色である。この上ない気分であもある。

 湖を見ると、遠くに見える八ヶ岳連峰、その下には霞がたなびき、さらにその下に上諏訪の町並みがうっすらと浮かんでいる。なんとも幻想的な構図である。こうした構図は、時間と天気と、季節が丁度いい状態に組み合わさって作られる景色である。写真を撮るのはもちろんだが、しばし、湖岸に立ってその景色を眺めていた。



 さて、いつまでも佇んでいるわけにも行かないので、駐車場に戻り車を走らせる。この道路、湖岸に沿っているのかと思いきやそうでもないようで、あちこちついたり離れたりのようだ。道なりに走っていくと、道路が狭くなりその道路をたくさんの鴨が歩いてわたっている。つまり私は行く手をさえぎられたのだ。
 いやはや困ったものだ。とにかく前に進めないのだ。さらには後ろに車が来てしまっている。進むことも下がることもできない状態だ。車の中で、鴨が通過するのを待つつもりでいたら、左手の歩いていた男性が私に向かって何かわめき始めた。窓を開けて聞いてみると『そのまま車を走らせろ』という。「大丈夫か?」と聞けば、「鴨は自然と避けていくの死ぬことはない」とのことである。
 それでも心配なので、クラクションを鳴らした上で、最徐行で車を前に出した。
 **ここを写真とっておくべきだった***

 何とか、鴨を一羽も轢き殺さずに通り過ぎ、少し湖岸から離れたところを走っていく。どこをどのように走ればいいのかという以前に、いつまで走っておられるかが気になり始めた。長居はそんなにできないだろう。もうそろそろ国道20号線に行かねば。

**水門から湖岸を時計方向に車を走らせるときは要注意。完全に湖岸を周回しているわけではないので、しっかりと地図を見て走ってください。**

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この記事へのコメント
こんにちは。

突然すいません。

りゅうとさんの、とこから。
トンできましたぁ。

とっても。絵が きれいでびっくりしました。

ありがとうございます。
Posted by まえあつ at 2010年04月15日 20:22
お誉めいただきありがとうございます。
実物はもっときれいでした。
秋の朝、お行きになるといいかと思います。
Posted by 生田生田 at 2010年04月15日 20:27
 

  
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