2008年01月23日

京都08年 日帰り旅 10 知恩院・経蔵

 御影堂の外廊下をひとまわりして、正面に戻って階段を下りた。入れ替わりたくさんの非度が階段を上がっていく。これで、目的の2つ目は終わり、次は特別拝観の2つ目、『経蔵』に向かう。

 経蔵の右手にい小さい池とその上に石の橋がある。ひょっとしてこれが昔々の思い出のところ?
 大学2年のときだったか、学校をサボって(公式にです)京都を友人たちと歩いたことがある。そのときに、どこかの寺の境内にある石の橋で記念撮影をしている。円山公園の奥にある坂本龍馬の銅像を見た後でのことなので、知恩院の中ではないかと思うのだが、何せ40年以上も前の話し、周りが変わりすぎているのだ。似てはいるけどねぇ。。。


納骨堂前の池と石橋


 経蔵の前には、にわか作りの切符売り場がある。600円の拝観料を買い求めるのだが、千円札を出したら、係りの女性に『細かいのありませんか?』といわれた。小銭要れを探したら何とか足りる金額が会ったので、それを出したら、笑顔を返された。どこに言っても笑顔はいいものだ。


今日蔵したから屋根を見上げる


 経蔵の中では、ボランティアの人の解説がある。そのために、解説が終わるまで、その後ろは渋滞である。そのお蔭で、じっくりと壁画を見ることが出来た。
 壁画は平成に入っての修復とのこと。う~~ぅ、かなり酷い手だなぁ。元絵は、狩野派の絵師の作と聞くが、狩野派の絵は知恩院の書院にある障壁画に見るようにかなり繊細であり力強いものがあるのだが、ここの壁画には繊細さは全くといっていいほど感じない。近くで見るものではないのか???

 解説は、私の興味を引くようなものはほとんど無かった。大体、知恩院自体が江戸時代に建てられたもので、私の求める平安末期から鎌倉時代のイメージとは程遠いからだろう。
 半分回ったところに、大きな頭の人形さん(失礼、聖人なのだろうから)がある。なんでもこの経蔵の建立に携わった中国の人だとか。私は、この手のもの苦手なんです。(頭のでかいのは特に)
 
 経蔵の中央は、多くの寺がそうだが、マニ車がある。この知恩院の経蔵のマニ車は、日本最大と解説が言っていた。マニ車を意識して近くで見るのは3つ目だが、確かに大きいかな?善光寺のマニ車よりは大きいのは確かだ。
 このマニ車を回すと、そこに収められたお経を全部読んだことにしてくれるのだが、残念ながら今回はまわすことではきない。人の多いところで、まわして事故でもあったらと言う配慮なのだろう。まぁ、もっとも私としては、回して経を全部読んだなんて信じることも無いしなぁ。

 そんなに大きな建物でもないので、渋滞がなければ数分で見終わるところだろう。

さて、次は勢至堂に向かう。

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この記事へのコメント
京都骨董市でみつけた知恩院経蔵のお宝
1621年徳川秀忠公が寄進したと思われます。なんでも鑑定団にても調査、知恩院史誌にても再確認済み。
現 京都国立博物館 寄託中
Posted by かっちゃん at 2009年02月02日 14:03
ありがとうございます。
ところでお宝って、何ですか?
Posted by 生田生田 at 2009年02月02日 14:10
 

  
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