2008年11月13日

五木寛之・親鸞 歌を詠む

 五木寛之氏の親鸞、とうとう比叡に上がることになって、『範宴』と名乗るように慈円から名前を授かった。
 しかしなぁ。幼名が「忠範」はいくらなんでも8歳の子供には似合わないなぁ。吉川英治・親鸞では「十八公麿(まつまろ)」ではなかったかな?どっちにしても、公式な記録はないと聞く。
 いずれの小説かも、何が元になったのやら・・・・

 利発な子としての紹介は理解できるのだが、歌はどうなのだろう。確かに日野範綱の甥として歌に機体をされてはいるようだが、大人の世界の精神的なものを、情緒的なものを8歳で読むことができるのか?
 天才といわれる学者が、10歳に満たないで大学に行く海外での話を持ってすれば、信じなければならないのか?

 ただ、今日のストーリーの中にあった、発声の部分については、子空区この先のストーリーの大きな布石なのかもしれない。親鸞は、後世『和算』をたくさん書いているが、そこには多くが七五調の歌いようのものといわれている。ということは、音楽的な面での素養を子供のころから持っていたとしても認めれられる話ではある。
 
 『念仏』というのは、天台宗の中で大きな声で唱和するものの中の一つ。そこにはリズムを持って昭和尾する。これは、キリスト教の賛美歌なども同じ発想ではないかと私は思っている。イスラムのモスクでのリズムある歌のようなものも同じではないだろうか?

 五木寛之・親鸞は、この先30歳過ぎまで公文書に残らない親鸞をどのように描くのかじっくりと読ませてもらうことにしているが。。。
 とにかく、吉川英治・親鸞とはかなり趣の違う親鸞像であることは確か。、

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