2010年09月05日

イ・サン 第55回 奴婢制度の改革

 イ・サン=王は、身分制度改革の第2弾として奴婢制度の撤廃を宣言した。

 これは、過去の朝鮮王朝に脈々と受け継がれ、完全に根付いて国家安定の基本をなすもとなっていたのだが、人間の平等を意識する王として、身分によって虐げられた者がいることを憂い、に火制度を撤廃するとしたのだが。
 これには、これまでのこの身分制度の上に胡坐をかいて私欲をむさぼってきた老論派の人間には耐えられることではないと、猛反発を食らう。長老のチャン・テウは、王に「何を言っても聞く耳を持たないのであれば会議にいてもしょうがない」とばかりに朝廷の会議を配下の大臣とともにボイコットしてしまう。
 これに対抗するために、ホン・グギョンは大妃から力を借りようとして、チャン・テウの弱みを手に入れたのだが、チャン・テウはそれを無視してします。これはホン・グギョンも大妃も想定がい出会ったのだが、大妃は自分の力で王の信頼を回復線とばかりに、老論派のチェ・ソクチュを呼び付け会議に出席したうえで王と取引をするように命令する。
 会議に出席したチェ・ソクチュは王に対して、改革を確実にするために緩やかに行うべきとの進言をし、それを飲ませる。そして、これにより大妃の軟禁解除となる。

 一方では、ホン・グギョンの妹の元嬪の解任が想像妊娠であったとの主治医の診断が出たのだが、元嬪もホン・グギョンもこれをひた隠しにし、後日流産したことにしようと画策する。この隠し事を主治医に命じているさなかにイ・サン=王が現れる。

 南下、王の側近は環で揺れているが、話をどこに持っていこうというのか?どうもホン・グギョンはそれなりに実績を残しているようなので、あまり悪役としての扱いができないだろうが、妹をこの先どう扱うのだろう?あの嫉妬深い、意地悪女が、ひょっとしてホン・グギョンの権力に影を差すことになるのか?

 ソンヨンの出番が、ちょいと少ない。今回は絵のお勉強をしているのだが、師匠としたおっさんに酒の相手をしろと言われて。。。そして書いている絵では心は満たされまいと心の中を見透かされている。
 朝廷のごたごたが片付かないとソンヨンの出番はこの先しばらく少ないのかもしれないなぁ。。。

 少し話を整理する回があってもいいように思うなぁ。。。」

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