2007年12月26日

京都への思い入れ 修学院の隣 赤山明神

 実は、昨年ハンディPC Sony Clie を落としてしまった。
 その中には、いくつか書きかけの旅行記が入っていたはず。今、見つかったとしても、電池切れで、メモリが消えてしまっているだろうから、旅行記はなくなってしまっているはず。
 その中の一つに、『赤山明神』へ行ったときのものが含まれている。
 
 「赤山明神」は、東山の来た、宮内庁管轄の『修学院離宮』の隣にある。ごく一般の方にはメジャーなところではないのだが、親鸞の話を知る人には、必ずといっていいほど出てくるところなのでご存知の方も多いことと思う。


奥の緑の木立の壁、右側は修学院離宮である。


 この『赤山明神』と親鸞のかかわりは、親鸞が比叡山の修行僧であったときに、京に降りてきて帰るときに立ち寄ったとき、不思議な女性に出会い、「玉」をもらっている。そしてそれは、いずれ結婚したといわれる「玉日姫(九条兼実の娘といわれる)との出会いを暗示したものということになっている。
 この話は、親鸞の『妻帯』という大きな問題に繋がることとして、有名な逸話である。

 こうした下地があるので、昨年8月の非常に暑い日に行ってきた。

 この明神は、きらら坂(雲母坂)を少し入ったところにある。五条からバスを乗り継いでいったのだが、降り立ったところは白川通りの『修学院』で、きらら坂を経由して明神までは、日陰がなく本当に汗びっしょりでたどり着いた。


きらら坂から明神の鳥居を望む


 しかし、明神の中に入り込むとそこは鬱蒼とした木立の中、涼しかったと記憶している。



  **ここで、名古屋語出身の女性にお会いした。京都に嫁ぎ、生活されているとのこと。そして、赤山明神のお札などを売る係りをされていた。***

 明神とは言うものの、神様というよりも仏教の関係の修行道場ということであったということだが・・

 親鸞がこの地で不思議な女性とであったのは、多分夜ではないか?私は、真昼間だものなぁ。。 あの名古屋出身の女性のような・・・ 茂、夜ならば、わかる気もせんでもないが。何か、得ることがあるかと思ったが、その日は結局何も感じることもなく、魔よけのお札を買って帰ってきた。

 もう一度、暑くもなく。寒くもない季節に訪れてみたいと思っている。


**
 御所、赤山明神、比叡山 この線は京都の鬼門の方角ということだそうです。
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