2022年12月09日

ドラマ「silent」第9回を見て聴覚障害者の私が思ったこと


人工内耳を装着しようとする私に
つまされるような話
年代が同じなら
同じようなことをしていたのかもなんて
思いながら毎回見ているけど
(でもこんなに暗くはないかもな)

今回第9回で”佐倉想=目黒蓮”が
なぜ手話を使うようになったのかの理由がわかった

東京から地元に帰って
母親=篠原涼子との話
そして聞こえなくなった頃の回想

想は 聞こえなくなった
そして話す自分の声すら聞こえなくなった
これで自分が何を話しているのかが分からなくなった
話すことに自信をなくしただろう

実はこのことは私はよく理解できるのだ
想は全く聴力を失ったと見受けられる
聴力を失うと
実際に自分の話している言葉も聞こえないのだ

聴力を失っていく過程で
自分の話し声が聞こえなくなると
聞こうとして話し声が大きくなる
聞こえなくなる程度に反比例して大きくなる
周りからはうるさいと言われるくらいに

歳を取った人の話し声が大きいのはこれが原因
そんな可能性が大きい

私自信 聞こえないから話し声が大きくなる
もともと地声がおおきい
さらにはよく通る声らしいので
周りは私の話し声にかなり迷惑を感じていらしい
しかしそれを指摘する人は少ない

ドラマの話に戻って
想は聞こえないから
話し言葉に自信をなくして
手話を学んだ
ドラマの時系列からは
聴力を失ったのは時代的にかなり前で
現在のようにデジタル機器が未熟だった
現時点で同じことになったら
どうしていただろう?

私は聴力が極度に低下して10年
補聴器を装着した
この時すでに話し言葉の聞き取りが
かなり悪くなっていた
さらに今から4年くらい前から
話し言葉をほとんど受け付けなくなるという
そんな症状に落ち込んんだ
補聴器をつけても音は入るものの
人の言葉が判別できない

私の場合は
母音はなんとか判別できても
子音が判別できない

例えば”ま”と”ば”
このために聞き間違いがもともと多かった
ある大学病院のドクターは
年齢による認知力の問題と片付けた
しかし実情は違う

今の名古屋大学病院ではこんなことはないのだが

聞こえなくなると
自分の話す言葉も聞こえなくなる
私は
頭の中に思い浮かんでいることを話すから
自分が聞こえなくても
話せているだろうと判断していた
しかし 佐倉想のように自信がなくなると
パニックになるだろうとは思う


ここで後ろを向かないでもらいたい
想は手話に向かったが
聞こえなくても話せるのだということを認識して
それに基づいて対処してほしい

今なら話し言葉をスマホなどで音声文字変換できる
自分の話す言葉を確認できる
テキスト入力できるアプリで
スマホに向かって話しかければ文字になる
おそらくそれを知れば自信をもていると思う

さらには人の話し声も
音声文字変換で見る=聞くこともできるのだ
ただし
現時点(22年12月)では
音声文字変換はスマホの通信量が発生する
WIFIのあることならば問題ないが
ないところだと通信量が発生する

聴覚障害者への福祉の支援はあるものの
現時点では限られている
どちらかといえば
ロウ朝は対象もののが多く
話すことができて聞こえないという
ある種の聴覚情報処理障害の人には
福祉の支援は
補聴器が最大かもしれない

なんとか行政に訴えて
聴覚情報処理障害者に
デジタル機器の支援ができるように
法改正をしてほしいと思っている

私はもう補聴器では聞き取りできないと判断され
人工内耳を装着する
ちょうど1週間先が手術の日
今頃手術の最中かもしれない

手術成功して
最初の音入れは26日
それから聞き取りのリハビリが始まる

これは
リハビリ担当からの思いやり
できたら正月に聞き取りが少しでもできればという

さて
ドラマは、後1回か2回で終わると思う
どのような結末になるのか?
できたら総構えを向いて
明るく生きていくようにしてほしい
ちょっと全体に暗く感じるドラマだったので
結末は明るくしてほしいと望んでいる



****
余談ですが
私は通常電話で話すことが難しいです
このためにガラホ携帯の音声を
スマホもどきのiPodやiPadを使って
音声文字変換して相手の話を聞き(見て)
なんとか意思疎通を図ってます
もっとも話す前に
音声文字変換して話している
と断ってますが
もし聞こえないから電話もできない
と持っておられる方がいたら
こちらが話せるのなら
音声文字変換を使った方法も
一つの手段だと思います
  

Posted by 生田 at 11:22Comments(0)TrackBack(0)自分の健康

2022年12月07日

人工内耳装着手術の過程 その3 術前検査 言語リハビリ

 聴覚障害になって10年くらいになるかな、そのうち最後の4年で人の話が聞き取れなくなってしまった。これを前の大学病院でかなりキツく訴えのだが、頭の認知機能の問題でしょうがないと言われてなんの手当てもしてくれなかった。

 それに業を煮やして、大学病院を転院する決意をして名古屋大学病院にきた。
 私の難聴に関しては、10年くらい前に日赤の耳鼻科で聞こえの相談をしたところ、補聴器外来のあるクリニックを紹介してもらったのだが、ここの医師とも相性が悪かったのかもしれないが、補聴器を作ることになったが、最後は「手に負えないから」と名古屋大学病院に転院した。
 そこでの診断で、内リンパ水腫という難病の診断をもらったが、内リンパ水腫に関しては治療法がないとのことで、何処かのクリニックで相談と言うことで、某クリニックに紹介状を書いてもらった。
 そのクリニックへ行ったのだが、補聴器外来がないからと、某大学病院を紹介されて4年通ったが、最初は聞こえていた左耳が聞こえなくなると言う散々な結果になった。
 そんな結果を引き連れて、名古屋大学病院に戻ってきた。そして、もう補聴器では聞き取れないからと言う診断で、人工内耳の装着手術を勧められ、この12月に装着手術をすることになった。

 その人工内耳装着手術までの時間がだんだん迫ってきて、手術前の診断をいくつか受けることになった。
 この記事のシリーズの「その1」では「循環器内科」の診察を受けて、心臓、循環器系には問題ないとの所見をもらい、そして「その2」では「口腔外科」でのチェックを受け、手術に向けての問題はないと言う所見ももらったということを書いている。

 その口腔外科の診察の同じ日に、装着手術後の「言語リハビリテーション」のスケージュールの予約をとりに行った。
 
 人工内耳というのは、装着して即聞こえるようになるのかというと、どうもそうではないらしい。まずは装着後に「音入れ」ということをしなければならない。そしての後で、言葉の聞き取りのリハビリテーションを行うのだ。
 つまりは、人工内耳で受け取った情報を脳に伝えるのだが、その伝わった情報についての学習をすることになるのだ。この年79歳になって、言葉のお勉強をするのだである。

 12月5日、耳鼻科での鼻血の緊急診察の後、コンビニでサンドイッチを買って、駐車場の車の中で済ませた。そして、リハビリの受付に行ったら先ずはドクターの簡単な健康診断を受けて、その後にちょっと離れたリハビリ室に向かった。
 リハビリ室では、入るなり小部屋に案内されて、机を挟んで担当と向き合った。単に音入れの日、リハビリの開始日の予約をするだけかと思っていたのだが、なんといろいろ検査が始まった。
 やった検査は、
 認知症簿検査のごとくに、いくつかのゲームもどきのことをやり、テーマを出されて、それに関する単語を羅列いたり。そして聞き取り検査も行った。(言葉が出てこない、日頃話さないから単語を忘れたのかと思うくらいに出てこないのだ)
 担当者は、口を隠して言葉を発する、その言葉を私が復唱するのだ。が、かなりひどい確率で聞き取れなくて、聞き間違いをしている。これはすでにわかっていることだが、これが人工内耳装着後にどのように変わるのかの、基礎資料になるらしい。
 質問状にも書込みをした。まるで「うつ検査」のような質問が並んでいた。耳鳴りに関するもので、過去にもやったことがあるが質問の形態が違っている。耳鳴りの影響で鬱になることが結構あるらしいのだ。私は、耳鳴りはひどいものがあるもののもう40年もなり続いているので慣れっこで、気になることはない。
 (過去に補聴器外来のクリニックでやった問診では、「極度のうつ病」だと診断されたが、私は怒りましたね。質問がそうなるように書かれていたのだから。こんなクリニック信用できないですよぉ)

 さて、リハビリ前段階の調査も終わって、手術後の「音入れ」をいつにするかということになった。もう年末も押し迫っているし、どうしようかとちょっと迷ったが、担当から「正月に向けて音入れを年末にしておきましょう」と。ということで、手術後の「音入れ」は12月26日と相方の同意もえて決まった。
 この音入れで、うまくいけば、正月は、家族の賑やかな話し声が聞けるかもしれないなぁという淡い期待を持ったのだ。


 このリハビリのチェックが、手術前の最後のチェックとなった。
 入院は来週の木曜日、手術はその翌日。退院は3日後の予定になっている。入院中に、記事がかければいいけど、手術日はかけるかなぁ?かけたら書きます。入院日はなんとか書けると思いますが。
 入院日まで後8日。できたら、今回書いた冒頭の経緯の詳しいことが書ければと思っていますが。。。。 期待はしないでください



 タグに「APD」「聴覚情報処理障害」を付けてますが、これは音は聞こえるけれど、人の声、話し声を言葉として認識できないことを言います。それは、あくまでも聴覚のレベルが正常値にあると言う前提とのことです。

 私の場合は、似てはいますが、聴覚レベル自体がすでに低レベルになっているので、正式には「聴覚情報処理障害」とは言わないのだと、現在の担当医から言われています。


  

Posted by 生田 at 15:12Comments(0)TrackBack(0)自分の健康
  
2015大津・京都の旅
1泊2日のドライブ旅行
2015北海道・道東の旅
1週間870kmのドライブ旅行
大学OB会と
50年ぶりの鎌倉
OB会の後に鎌倉と横浜に行ってきました
15年年頭 広島宿泊の旅
鞆の浦、竹原、宮島に行きました
14年秋 京都宿泊の旅
久しぶりに新幹線に乗りましたが・・・
13年秋 京都ドライブ旅
京都の紅葉の名所・毘沙門堂に行きました
12年秋 室生寺ドライブ旅
すてきな観音様と再会です
室生寺五重塔
12年秋 京都ドライブ旅
1年ぶりの京都です
三千院
10年秋 平泉ドライブ旅
4泊5日 2000キロの一人旅です
平泉・わんこそば
   
10年夏 室生寺 日帰り旅
素晴らしい観音さんに出会いました
室生寺・五重塔
10年初夏 宇治・長岡 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに黄檗山満福寺・六地蔵・法界寺谷寺・長岡天神
布袋さん
09年秋京都 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに 紅葉がきれいな京都
南禅寺の紅葉
08年秋京都 日帰り旅
08年11月25日貧乏・一人・日帰り旅の記録です。
鳳凰堂を望む
観光シーズン 京都の歩き方
京都市・地下鉄 東西線沿線
09年浅草と川越
浅草観音
07年信州の旅
上田城内
アクセスカウンタ
プロフィール
生田
生田
 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 14人
QRコード
QRCODE