2022年03月15日
薬師如来立像の骨折した右手の修復
一昨日(3・13)
右手の指を彫っていく上に
ひび割れがあって
彫っている途中で
手のひらあたりが壊れそうかと思い
彫る前に補強しようとした
その補強をしている最中に
もっと心配だった手首が折れてしまったのだ
この作品で
先日台座の部分の補充をしているが
それは材料の足りない分に補充したのだが
今回は完全に私のミス
今まで折れてなかったのになぁ。。
それで折れたところをボンドでくっつけたのだが
それではこの先また折れる可能性が大きいので
竹串を通して
補強することにした
その補強の様子です
折れた箇所のボンドは
一晩経ってすでにほぼ固まっている
手のひらから手首を通して
竹串を差し込む
そのために
穴をあける
最初は2.5mmのドリルで道管を彫る
長くないが
直接太いので行くと
彫るときの抵抗でくっつけたところが
また折れてしまうこともあるので
導管を最初に通している
大きいものをくっつけるときは
12mm くらいの穴を開けて
そこに機の丸棒を入れている
次に3mm のドリルで
道管の穴を広くし
ドリルの長さいっぱいに
穴を奥に彫り込んでいく
彫り込んだ穴の深さを計測している
竹串を差し込んで
マークを付けて取り出す
このくらい奥に入り込むことになる
ちょっと浅いので心配だけれど
一番弱いところの補強にはなる
穴にボンドを押し込んで
更に竹串にもボンドを塗り
穴に差し込み
後ろから槌で叩き込む
これで竹串が差し込まれた
あとはボンドが固まってくれればそれでOK
長いままだとこの先の作業のじゃま
ニッパーで切り取る
これで補強は完了
もうこの上地でも作業はOKだけど
年のために1日置くことにしている
(といって今日は彫ってないわ)
今回の補強で使った道具です
右手の指を彫っていく上に
ひび割れがあって
彫っている途中で
手のひらあたりが壊れそうかと思い
彫る前に補強しようとした
その補強をしている最中に
もっと心配だった手首が折れてしまったのだ
この作品で
先日台座の部分の補充をしているが
それは材料の足りない分に補充したのだが
今回は完全に私のミス
今まで折れてなかったのになぁ。。
それで折れたところをボンドでくっつけたのだが
それではこの先また折れる可能性が大きいので
竹串を通して
補強することにした
その補強の様子です
折れた箇所のボンドは
一晩経ってすでにほぼ固まっている
手のひらから手首を通して
竹串を差し込む
そのために
穴をあける
最初は2.5mmのドリルで道管を彫る
長くないが
直接太いので行くと
彫るときの抵抗でくっつけたところが
また折れてしまうこともあるので
導管を最初に通している
大きいものをくっつけるときは
12mm くらいの穴を開けて
そこに機の丸棒を入れている
次に3mm のドリルで
道管の穴を広くし
ドリルの長さいっぱいに
穴を奥に彫り込んでいく
彫り込んだ穴の深さを計測している
竹串を差し込んで
マークを付けて取り出す
このくらい奥に入り込むことになる
ちょっと浅いので心配だけれど
一番弱いところの補強にはなる
穴にボンドを押し込んで
更に竹串にもボンドを塗り
穴に差し込み
後ろから槌で叩き込む
これで竹串が差し込まれた
あとはボンドが固まってくれればそれでOK
長いままだとこの先の作業のじゃま
ニッパーで切り取る
これで補強は完了
もうこの上地でも作業はOKだけど
年のために1日置くことにしている
(といって今日は彫ってないわ)
今回の補強で使った道具です