化石の戯言

　土曜と日曜の２夜連続でのサスペンスドラマ。面白かったなぁ。。。

　だいたいが、私の大学２年の時が時代背景なんで、その当時を思い出しながら見ていた。まぁ、チョコチョコおかしなところもあったけど、それはそれで。。。。

　しかし、若手から中堅どころの俳優さんがいっぱい出てきて、それに作りがいわゆるテレビドラマ作りではなくて、劇場映画ばりのつくりなんでしっかりとした筋書だったんで。でもなぁ、女優陣がいつもと違った顔、メイクなんだろうけど、誰が誰だかわかんないような感じにもなってたような。でも、わかるとなるほどぉって。

　竹ノ内豊、斉藤工、いい感じで演じてたなぁ。松山ケンイチは私にはやっぱりいまいちかなぁ。なんか足りないんだよねぇ。。


　それで、気になったことなんだけど。
　オリンピックのあった年の頃は、全学連はまだそんなに大きくは騒いでいなかったし、外に出ることも少なかったような気がする。この歳から数年後になってとんでもない事件を起こすことにはなるんだけど。
　私の行っていた大学では、一時全学連から脱退する全額投票をして、脱退したんだけど。それは私が卒業するまで続いたはず。（まぁ数年後には機動隊が入ったらしいけど）

　草加次郎　という名前が出てきたけど、現実にそんな名前の事件があった記憶はあるけど、それがオリンピックあたりだったかどうかは、私の記憶からは遠くなっているなぁ。

　オリンピックは、私はテレビがなかったので見ていないけど、開会式は水曜か土曜でテニスの練習をしに行って、そこの食堂で見ていたのはしっかりと覚えている。
　実は、オリンピックそのものは見に行けなかったけど、前の年のプレオリンピックは国立競技場に陸上競技を見に行っている。ソ連のプレス姉妹なんて言うのはしっかりと覚えている。姉は砲丸投げ選手でとんでもないごつい体で男みたいだったけど、妹は槍投げだったと思うけどものすごく美人で有名だったなぁ・・って。

　ドラマの最後でちょっと気になった。
　竹ノ内演じる刑事が、松山ケンイチ演じる犯人を撃ったのだが、なぜ胸（心臓の反対側だったけど）を撃たんだろう。ダイナマイトを持つ腕もしくは足で十分だと思うのだが。。。救急車に乗せて「死なせるな」というのなら、死にそうもないところを撃つべきだったろうなぁ。。
　
　それと、なぜ犯人は聖火台に爆発物を仕掛けることができたのだろう？これは謎。あれだけの警備の中であそこにセットできるのはなぁ？問題となった地下通路ですまでてもよかったような…・


　まぁ、いろいろあったけど、いいドラマだった。ここの所たくさん見ているけど、一番よかったんではないかなぁ。