化石の戯言

　人間は、なんで戦争をするんですかねぇ。お互いに恨みつらみの無い無関係な人間と殺し合うんですよね。こんなばからしいことはないです。殺せばその家族が殺した側を恨むだけ。それが繰り返されるだけなのに。

　今回は、八重の弟の三郎が戦死した。薩摩かな？との交戦でバカな突進をしたために相手の銃の標的になった。目が見えなくなった兄。覚馬の身代わりに戦うといって前線に出て。死んでしまえば何もできなくなるのに。

　戦況は徳川には完全に振り。人的な数では勝るものの、装備が違いすぎるし、そこに薩摩が「錦の御旗」を立ててきた。そのために、徳川方だった藩がかなり寝返ってしまった。このドラマを見る限りでは、慶喜の完全な読み違えだろうし、西郷の頭のよさかな？

　慶喜は、大阪から江戸に逃げ帰った。ということになっているな。。。一時戻って軍勢を立て直すという名目。まぁ、この先、江戸城の無血開城、そして慶喜は函館に逃げることに。なんでそこまでしなくて張らないのか？徳川宗家としてのメンツなんだろうなぁ。しかし、それが多くの人間を殺すことになるのだが、上に経つものはしたものの命なんて虫けらの命ほどにも思っていないのかも。
　これは、どんな軍隊もしうかもな。。。命を顧みていたら、交戦の布陣なんてできはしないだろうから。


　三郎が命を落とした時、八重は器を落として疲労として指を怪我する。人が死んだという暗示。こういう筋書き好きでないんだよなぁ。虫の知らせは、私にもあるけど、なぜかドラマの中で多用されるとものすごく反発したくなる。夢もそう。あんまりたくさん使わないでくれ。。。


　今回も　新島　さん　出てきたか？外国にいるのかもしれないが、たまには顔出させてやってくれ。

　**
　修理切腹。なんで？いくら藩内をまとめるためとはいえ、ここまで人の命を無駄にしたのか？軽視したのか？このドラマの通りの松平容保だったとして大虚けだ。切腹が何か違う失敗でのことならそれなりに理解もするが、都落ちと慶喜からの江戸払い命の責任をとるための切腹とあれば、もう何をか言わんの馬鹿げたことだろう。