2007年11月22日

天竜川の龍神? 07紅葉の旅 5

 辰野から岡谷に向けて入ってきた県道。ここの両側は非常にきれいな紅葉だ。交通量が思いのほか多いので、見とれていると事故を起しそうなので、思いついたところで車を止める。


地図はこちら

 左に川が流れ、また車を止めることもできることに来た。思わず車を止める。車を降りて下を見ると流れる川に山の紅葉が写っている。それに、『龍神』と書いた鳥居まである。何か天竜川の因縁を見たような気がしたものだ。

 ここは、川をせき止め、農業用水に導水しているところではないかと思う。空も霧が晴れ、山の紅葉も映えてきている。しばし眺めて、車に戻りまたひたすら岡谷に向けて走り出す。

 この場所から少し行ったところで『川岸』という知名に出会った。この辺りが昨年の豪雨で土砂崩れしたところだと思う。県道はそんな被害もなかったと記憶しているが、確かに山の斜面はきついかも知れない。(実は、この地名を記憶しているのは、某社のお偉い方のご実家が近くにあるからだ。)

 川岸という地名を越えるとだんだん家並みが込んでくる。そして道は中央線をくぐり、前方上方に長野自動車道の高架橋を見ることになる。もう岡谷、諏訪湖は寸前だ。

 高架橋をくぐるとすぐJR中央線の岡谷駅の入り口に来た。20号線を目指しているのだからと駅を通り越して和田峠に向かう方向に道をとったのだが、やはり諏訪湖を見るべきだろうと、途中から湖岸に向かうことにした。そのために余計な距離を走ってしまったことになる。駅前から裏道を通ればちょいと近かったのに。

 駅前の大きなビルの谷間を通過して諏訪湖が見えるところに来た。このまま進めば西岸を走ることになり、20号線が遠くなる。そこで橋の手前を左折して湖岸周回道路に入った。目の前には諏訪湖そして噴水が上がっている。



 道を左折した直後に見えた噴水は、下諏訪の間欠泉が吹き上がっているのかと一瞬錯覚した。よく見えるところへ来てみれば、周りに小さい吹き上がりがあり、明らかに間欠泉とは違ったものだ。

 公園の駐車場に車を止めて、一息つくことにした。
 ここは、諏訪湖の水の天竜川への流れを調節している水門のようだ。

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 諏訪湖は、山から流れ込む水を流すことが出来るのは天竜川だけで、この水門で調節しないと、下流は頻繁に洪水に見舞われることになるらしい。いわば、この諏訪湖は一種のダムといえるのかもしれない。
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 次回は、諏訪湖の湖岸を上諏訪に向けて走ります。

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