2007年12月01日
旅のアリバイ 小海 07年旅の記録14
野辺山の案内板を無視してしまった私である。後悔しても仕切れない。半面、また旅の口実が出来たと。。。内心喜んだり。
野辺山辺りを過ぎたところからか、国道を下る勾配がきつくなってきているように思う。この国道141号は、麦草峠を越える国道299に比べると標高は高いとはいえない。(麦草峠は標高2185m、麦草は1200mくらいかなぁ?) その分交通量は数倍であるし、冬季閉鎖されることもないようだ。
141号を下って行くと、どこかで『JR小海駅』の案内があるだろうと思っていたのだが、なかなか出てこない。そのうちにかなり標高が低くなったのに気づいた。なんとなく国道の横を流れる川(千曲川の上流のようだ)に架かる橋の向こうを見ると、『小海駅』と書いたものがあるではないか。
あわてて、橋を渡って、駅に向かう。どうも、駅を通り過ぎているようだ。ということで上流方向に向かって車を走らせた。少し上ったところの左側にきれいな建物があるが、なんやら病院やら、役所なんて単語が目に入ってきたので駅ではないと思ってそのまま上流に向かった。しかし、しばらくすると町並みが消え閑散とした雰囲気になった。『駅はどこ?』
農協関連?の事務所があったのでそこに飛び込み駅の場所を聞く、数キロ下とのこと。**あぁナビがほしい***
来た道を引き返す。教えらた通りの道、もっともこれはさっき通ってきた道そのもの。右手にさっきのきれいな建物、屋根にとんがり帽子がある。その建物の左に『駅』の文字。「うっそ~」、とても駅には見えないよぉ。
とはいうものの、これが駅なのだからしょうがない。車を駅前の広場の隅っこに止めて建物にむかった。バス待ちなのか、女性がおいでになったので、「これが駅ですか?」と聞くと「その扉の向こう」と教えていただいた。それでも半信半疑になる駅舎である。
JR小海駅 参考HP http://yatsugatake.net/train/train01/shijyou/index.html
http://www.jreast.co.jp/nagano/trip/koumi/main.html
話は横にそれるが、サスペンス物が好きな私にしてみると、こうした一人旅では、私のいる場所の特定など非常に難しいことを感じている。たとえば、なんらかの事件で私が関係しているという疑いが出たとき、私は現場不在の証明(アリバイ)をすることが出来ないのだ。
たとえ二人であったとしても、それが身内の場合には、アリバイは不成立になる。つまりは、旅の過程の中で、善意の第三者の証明が必要になる。さっき声をかけた女性はアリバイ証明には難しい。探すのが大変なのだ。後は駅員さんということになる。
この小海駅で、記念乗車券を買い求めた。乗ってもいないのにねぇ。その際に駅員さんにいろいろお話を聞いた。その中に小海線で一番高いところが『野辺山』であり、『小海駅』よりも標高差が500目m(記憶が違っているかもしれない)近くあるように聞いた。
小海を一番高いと思い込んできた、お馬鹿な旅人の印象は、しっかりと彼の頭に残ったのではないかと思う。立派なアリバイになるだろう。
駅構内に入って、写真をすうまい。たまたま、小諸行きの電車が入線してきたので、それもパチリと。
旅のアリバイを終えて、国道に戻ろうとしこし下って橋を渡る。橋の右に見える景色は、下のような紅葉だった。(信号待ちですよ)
**
次回は、国道141からの浅間山です。
**
野辺山辺りを過ぎたところからか、国道を下る勾配がきつくなってきているように思う。この国道141号は、麦草峠を越える国道299に比べると標高は高いとはいえない。(麦草峠は標高2185m、麦草は1200mくらいかなぁ?) その分交通量は数倍であるし、冬季閉鎖されることもないようだ。
141号を下って行くと、どこかで『JR小海駅』の案内があるだろうと思っていたのだが、なかなか出てこない。そのうちにかなり標高が低くなったのに気づいた。なんとなく国道の横を流れる川(千曲川の上流のようだ)に架かる橋の向こうを見ると、『小海駅』と書いたものがあるではないか。
あわてて、橋を渡って、駅に向かう。どうも、駅を通り過ぎているようだ。ということで上流方向に向かって車を走らせた。少し上ったところの左側にきれいな建物があるが、なんやら病院やら、役所なんて単語が目に入ってきたので駅ではないと思ってそのまま上流に向かった。しかし、しばらくすると町並みが消え閑散とした雰囲気になった。『駅はどこ?』
農協関連?の事務所があったのでそこに飛び込み駅の場所を聞く、数キロ下とのこと。**あぁナビがほしい***
来た道を引き返す。教えらた通りの道、もっともこれはさっき通ってきた道そのもの。右手にさっきのきれいな建物、屋根にとんがり帽子がある。その建物の左に『駅』の文字。「うっそ~」、とても駅には見えないよぉ。
とはいうものの、これが駅なのだからしょうがない。車を駅前の広場の隅っこに止めて建物にむかった。バス待ちなのか、女性がおいでになったので、「これが駅ですか?」と聞くと「その扉の向こう」と教えていただいた。それでも半信半疑になる駅舎である。
JR小海駅 参考HP http://yatsugatake.net/train/train01/shijyou/index.html
http://www.jreast.co.jp/nagano/trip/koumi/main.html
話は横にそれるが、サスペンス物が好きな私にしてみると、こうした一人旅では、私のいる場所の特定など非常に難しいことを感じている。たとえば、なんらかの事件で私が関係しているという疑いが出たとき、私は現場不在の証明(アリバイ)をすることが出来ないのだ。
たとえ二人であったとしても、それが身内の場合には、アリバイは不成立になる。つまりは、旅の過程の中で、善意の第三者の証明が必要になる。さっき声をかけた女性はアリバイ証明には難しい。探すのが大変なのだ。後は駅員さんということになる。
この小海駅で、記念乗車券を買い求めた。乗ってもいないのにねぇ。その際に駅員さんにいろいろお話を聞いた。その中に小海線で一番高いところが『野辺山』であり、『小海駅』よりも標高差が500目m(記憶が違っているかもしれない)近くあるように聞いた。
**記念乗車券は、孫への土産で、もう既に手元にはない**
小海を一番高いと思い込んできた、お馬鹿な旅人の印象は、しっかりと彼の頭に残ったのではないかと思う。立派なアリバイになるだろう。
駅構内に入って、写真をすうまい。たまたま、小諸行きの電車が入線してきたので、それもパチリと。
旅のアリバイを終えて、国道に戻ろうとしこし下って橋を渡る。橋の右に見える景色は、下のような紅葉だった。(信号待ちですよ)
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次回は、国道141からの浅間山です。
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