2013年06月12日

京都へロングドライブ 13年6月 法界寺に

 萬福寺でおなかを満腹にして(本当に満腹になったんです。)、娘は布袋さんに癒されて、車を次の目的地・法界寺に向かう。もう何度も走っている奈良街道にでて北に向かう。そしてJR六地蔵の南の交差点で右折。これが本当の奈良街道で、醍醐寺に向かう道だ。そして石田大山の交差点で右折して東に向かう。もう10数年毎年少なくとも1回、多ければ3回通っている道だ。
 来るたびに環境の変化に驚かされる。今回も周りの道路が整備されて、これまで通れなかったところが通れるようになったのだろう、交通量が倍ほどもある。それになぜかダンプ化^が多いのは、また近くで宅地造成でもやっているのかもしれない。だんだん風情がなくなる。いずれ宝上記の書かれた場所辺りも開発の波で消されてしまうかもなぁ。。

 法界寺の駐車場に車を入れる。珍しく午後の到着となったので、阿弥陀堂の扉はどうなっているか気になったが、やはり午前中に誰かが参拝に来られたのだろう。扉は開いていた。


国宝の建物で、この中に国宝の阿弥陀如来が

 拝観料を払って住職の案内で阿弥陀堂に。昨年の秋以来、ちょうど半年ぶりになるかなぁ。。娘はご住職の話を聞いていたが、私はその声を耳にしながら阿弥陀さんの周りを回った。(入ってすぎには、正面で座って、合掌してますよ。かわいいお顔の阿弥陀さんです。)

 娘は、萬福寺の布袋さんに癒されるって言っていたけど、私はこの法界寺の阿弥陀さんを見るとなぜかホッとするんですねぇ。。。「癒される」という言葉は好きではない私なんだけど、こういうのが「癒される」というのかもなぁなんて思ったりもするけど。やっぱり「癒される」という言葉は好きではないなぁ。


 いつものように阿弥陀さんの後は、お隣の薬師堂へも行ったが、薬師さんは秘仏なんで、今回もダメ。いつか御開帳の時に来なくては。。。

 いつもとはちょっと違った写真を載せます。

 この写真は、拝観料を払う受付の前にある休憩所みたいなところから阿弥陀堂と薬師堂を眺めているものです。この休みどころには井戸があるんです。今回初めて気づいたんです。お恥ずかしい、10年も来ているのに気付いていなかったなんて。。。
 この法界寺に隣接して西本願寺系統の誕生院という施設があり、その配下の補遺浮く縁があるんですが、その敷地の中に「親鸞聖人産湯の井戸」なんてものがあるんですが、これは完全に嘘っぱちでして、だれが考えたのか知らないけど、まぁ親鸞は法界寺で生まれたとは言われているんですが、もし産湯の井戸というのなら、この法界寺の井戸の方が信憑性があるというものではないなぁ。。なんて思いながら井戸を覗きも見ました。


***
 法界寺は、檜皮ぶきの屋根の葺き替えを考えておられますが、資金難だそうです。ご協力されるとありがたいのですが。。。。

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 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
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