2015年08月02日

8月になると戦争の・・・

 昨日は、八月一日の遠い遠い思い出を書いたけど、毎年8月になるとテレビで戦争に関係する番組が目白押しになる。
 昨日8月1日は、”玉音放送”、”レッドクロス”など、今日も”レッドクロス”の続編やら”密室の戦争”、BSで”搭乗員が見つめた太平洋戦争”、”戦争70年と失敗の本質”やら、テレビの映画でも”眼下の敵””トラトラトラ”などなど とにかくいろいろ出てくる。

 それはそれで、戦争を風化させないという意識なのかもしれないが、なぜそれらの番組で”反戦争”という意識が生まれてこないのだろうか?
 零戦を扱ったものや、トラトラトラなどは、下手をすると”かっこいい”と言わせてしまうことにもなりかねない現状。”レッドクロス”は初日を見る限り、戦争の悲惨さを描いているものの、それはそれだけ、なぜそういった悲惨な道を日本が選んだのか、選ばなければいけなかったのかを描いていないように思う。
 政府がしていたことを国民が知っていなかった、しさせてもらっていなかった。そんな感じがせんでもない。

 今現在、日本では”安保法制”というひとくくりの法律が論じられているが、国民がどこまでこれに関心があるのか?
 先の衆議院選挙やら、参議院選挙であれだけの大差で自民党を勝たせてしまったツケが回ってきているということにどれだけの国民が意識しているのか?

 だいたい野党も今頃になって動き始めているかに見えるけど、安保法生としていく食っている法案の危険性はもっともっと先からわかっていたはずで、衆議院の強行採決の前にもこんな以内で騒ぐだけではなくて、なぜ国家以外で国民に対しての啓蒙をしなかったのか?
 それは、野党の中にも戦争に向けて憲法を変えようという議員も多いからではないか?戦争を経験していない、また家族を戦争で失っていない、敗戦後の混乱での悲惨な生活を食っていない、だから戦争の本当の悲惨さを知っていないからなのかもしれない。

 戦争をすれば、人が命を落とすことは必定。命を落とせば、その家族、とにかく残された人々がどれだけ苦労するか。それは自生活の苦労もあるが、精神的な苦労がものすごく多いのだ。
 私は、戦争で父親を亡くしている。父親は私を一度抱いただけでっ出征したと聞く。そして私の知らないところで命を落とした。救いは、人を殺す役にではなかったらしいということだげ、残された私の母、祖母、私がどれだけ精神的に辛い思いをしたことか。
 私は、父親が亜命を落としてもう70年になるというのに、未だに父がいなかったということでの精神的な苦労を引っ張っている。

 こんな苦労を子供や孫にさせた買うないと、私は彼らが独り立ちするまで、命を落としてはいけないと、そんな思いで生きてきた。しかし、今の法案が進んでまたまた憲法やら法律の灰白変更が進んで、さらには憲法を改変することで戦争する方向に向かい、戦争に巻き込まれるなんてことになれば、子や孫の世代で私と同じことを経験する危険性が大きくなってきているのは、絶対に容認できない。
 といって、何かの行動を起こせる立場でもない、せいぜいこれを書くことくらいかと残念な気持ちで。。。。。。

 なんで、戦争したがるんだろう????? 世界の政治家に言いたい。

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