2017年03月17日

仏さんに惚れ込んで。。。59-3 岡崎・滝山寺 梵天

 岡崎市の滝山寺の重要文化財、運慶作の聖観音に続いて、その脇侍の2体の仏像、向かって右の梵天と左の帝釈天についての感想を書こうとしてます。
 見てから丸い1日経って、あたまの中の記憶が薄れている部分もあるが、画像を見て思い出しながら書いていく。

 実は、帝釈天やら梵天という仏像への興味をほとんど持たない私です。たとえ仏師が運慶であろうと誰であろうと興味は本当にないといっていい。しかし、こうして目の前に凛と立っておられるのなら、じっくり見させていただかないわけにはいかないのだ。(50年も前に、大学の古美研でもこんな気持ちがあれば、今頃はもっともっといい仏像への想いがかけたと思うのだが・・・)
 
 まずは、向かって右の梵天さん。4面4臂という体をしている。私にはこの4面4臂という仏像は、興味がないから余計にだけど、他には全く見たことがない。ネットで調べたら、梵天は、もともと4面4臂だとある。へぇ。。。。。勉強しておかないといかんなぁ。。
 梵天は、元はインドの神様だと聞くが、この滝山寺の梵天山は、そんなイメージは全くないなぁ。ただ、4面ともに三目という異様な顔のはずなんですが、真ん中・眉間のところにあるのは縦長(通常の目を90度回転させたもの)についているのでただの飾りにしか見えないのはなぁ?目が目に見えないんだよな。
 この梵天さんも、聖観音と同様に顔、体が白くて、やっぱり異様です。それに腰をくねらせているから、聖観音以上に艶かしく思える。どうして、こんなに艶かしくしたんだろ?本当に運慶もしくは湛慶がこのイメージで作り上げたんだろうか?
 腰をひねって動きがあるかのような作りだが、顔が静止している。正直このバランスの悪さには気持ち悪さを感じるほど。なんでだろうなぁ。。。

 この梵天さんも、足元が、まぁ下半身がやはり保存状態が良くない。足元は指が欠けているし、蓮台にしても下半身の衣にしても、肩がけの衣の保存状態に比べると彩色も禿げたというのではなく、かなり荒い塗りに思えて、修復をしたのなら修復自体が悪いと思う。聖観音も右の帝釈天も同じようだから、何か原因があるのかと疑うのだ。
 
 私は、自分で仏さんを彫るようにはなったが、手の数が2本を超えるものは彫ることをしていない。いずれ、何かの時に2本を超える手を持つ仏像を彫ることもあるかと思って、梵天さんの右側に回って、肩、腕の付け根をじっくりと見た。正直、これで済むのか?
 運慶といえば、東大寺の金剛力士像では解剖学を学んだかと思うような筋肉の表現をさせているが、この梵天像にはそういった体の内部を表現することはしていないようだ。やっぱり、施主(発注者)からの何かの依頼事項があったのかなぁ?なんて思ったりもする。
 まぁ、もっとも運慶作品をそんなに多くじっくりと見ているわけではない私には、そんなことを論じる資格はないとは思うが。単に、一仏像愛好家としての興味と疑問ということで。

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