2017年12月01日
松平郷 高月院 2
高月院の門を入ってまっすぐ本堂の方に向かって歩いていく。左側は塀の外は崖(大したことはないけど)、右側は畑でこの日も何人かの方が農作業をされていた。その畑と塀の間に効用があるのだが、それが結構紅くなってきれいでしたよ。
左右の土の塀の間を進んでいくと正面に本堂に上がる階段があります。その階段の左手に仏足石があります。あまり馴染みがない方が多いかもしれませんが、ブッダの足を表現したものと言われているものです。この高月院の仏足石は足に紋様がないなおですが実は仏足石には法輪など刻まれたものが多いと聞きます。
有名なところでは、薬師寺の国宝の仏足石があります。左はネットから借用した写真ですが、このように仏の足の裏にいろんなものが線刻されています。
この薬師寺の仏足石は、中学校の時に初めて見ていると思います。多分あの高田好胤さんの法話を聞いた後に当時は焼けてなくなっていた西塔の方に行って見たと記憶しているのですが、今は保存の方法が違っているのかも、最後に見たのはいつか記憶にないなぁ。。
階段を上がると本堂です。本堂は解放されていて、どなたも上がることができます。写真は遠慮して撮っていません。上がって正面の阿弥陀さんの前に座って合掌しています。(仏に手を合わせるというのではなく、立ち姿の阿弥陀さんを掘られた仏師への感謝です)
本堂を出て本堂を背中に右手に行くと鐘楼があり、その先に上の写真の紅葉がありました。逆光でしかも日がさしているのできれいに見えましたね。
本堂を背に正面の降りるにはきつい階段は避けて、左手の緩やかな方を選んで降りて行きました。その折キル途中に上の写真の碑がありました。ウグイスが鳴くんでしょうねぇ。。そんな季節に来るといいのかもなぁ。。
階段を下りきって、きた道、左右の土塀の間を左に紅葉と畑を見ながら帰ります。