2018年11月18日

悟り”って・・・ その9 無常と無我

今日11月18日日曜日
ある方のブログを拝見しました

そこに”諸行無常”という言葉が書かれていました。

それを読んで、思い出しました。
まぁ何回か記事にしたことが有ったはずですが
過去の記事を検索したら6年近く前に
「色即是空」について書いたついでに書いている

実は私が「無常と無我」というものを考えたのは
高校1年の時
学校で成人式(3年生がその対象)があって
その時の恩師・林嶺鳳先生の法話を聞いて
その夜に延々と日記を書きつつ考えたこと思い出す。

何を考えたのか?
私はよく言葉をかってに解釈しています
 その一つに「無常と無我」があります

一般に「無常」とは
  今あるものがそのままあるのではなく
  いつか壊れていく
 といった解釈がされる
平家物語の冒頭
  祇園精舎の鐘の声
  諸行無常の響きあり
  沙羅双樹の花の色
  盛者必衰の理を表す
 から来ているのか、それともそれが本来の意味なのかは
 私はよく理解していない。難しい仏教用語なのだろう


私の勝手な解釈は
 ”無常”=「常でない」=「時の流れ」
 解釈している
 まぁ無理な解釈ではないともう。
 その時間の流れが「哀れ」的なものを示しているのかもしれない

そして
 ”無我”は、一般的に「自分自身を離れた」のような
 そんな印象の解釈が仏語の意味のように聞く

この”無我”の私の勝手解釈は
 ”無我”=「私でない」=「私一人でない」という
 とんでもない解釈なのである。

以上の私の勝手な「無常と無我」を展開すると
 無我というのは、その時の私が絡んでいる人々
 これは何も面と向かっている必要もなく
 周りにいる必要もなく
 本であったり、テレビであったり
 今でならネットであったり
 とにかく何らかの関連がある人々を言う
 これらの人のつながりの横糸 とする

 無常とは
 時の流れの流れの縦糸とする

 そして
  この「時の流れ」という縦糸と
  「自分でない」という横糸で
  織りなされる大きな布と考える
 そしてその大きな布を私は背負って
  まるでマントを背負っているがごとく
 生きているのだ

 ということで
 今の瞬間 実際に唯一人でいるけど
 それは「無常と無我」を背負っているので
 一人ぼっちではない
 か思うのだ

 そして何に付け
  その大きな布が今の私を作り上げている
 と考えている

さらには、
 無我は、
 この私が今この世に存在することになる原因がある
 その原因の原因がある
 延々とその原因は遡る
 何にしたところで
 私は私だけではないのだ


とまぁこんなことを16歳の生意気な坊主が考えて事
あの夜は徹夜だったなぁ。。。。
そして自分の記憶を遡って
2歳の時まで行き着いた
 そのおかげで今でもその2歳の記憶が瞬間的だが
 映像として頭に描ける

難しい話はさておいても
 こんな事を考えたというのは
 やっぱり私の血の中になんか変なもんながなれていた、いると
 今になって思う
小学校のころに
 家に有った宗教書や哲学書を読んだり
 変なガキだったんだと
 
 それが今では変なジジイになったと

考えればもう60年近くも前の話なんだ。。。。 年取ったなぁ

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