2019年01月22日

大病院から帰還 宣告猶予

 今日は、患者として4年ぶりくらいの大病院。この4年は、CTなどの撮影のためくらいにしか行っていなかったのだが、今回は12月に見つかった原因不明の陰の検査をどうするかで大病院の判断を仰ぐことになっての紹介状付きの外来診察。
 久しぶりに懐かしい診療科の受付に行って、顔なじみの受付、看護師とも話をして。。。。

 肝心の話だ。
 とりあえず紹介状の宛先は、元かかっていた泌尿器科で診察に入った。なにせ泌尿器科とは別の問題の可能性が大きいだけに、担当医も戸惑いがあったのかなぁ?
 待合で待つ間、前の患者が終わって呼ばれるかと思ったのだが、なんとそこでかなり待つことになった。おそらく12月のCT画像とその半年前の画像を見比べ、そして前立腺がんに関するところも含めての所見をどうするかを模索していたような気がする。
 待った、呼ばれた。久しぶりの担当医。話の様子から、やはりCTをじっくり見ていたようだ。

 結果的には、前立腺がんの転移の疑いはまずないだろうということで、今回の疑いの部位が肺ということで、即呼吸器内科の予約をとってもらった。
 ここでいろいろの可能性を言われたのだが、(1)前立腺がんの転移、(2)大腸がんの発病よその転移、(3)肺がんの発病などの可能性はいずれも否定できない。ただし、今回撮影してみているCT画像の解像度では判断は難しいから、ということで呼吸器の専門科に回ることになった。

 呼吸器外来に回ったのだが、予約の割り込みなので、かなり待ち時間ができてしまった。その間に泌尿器空き来の血液検査の採血をし、簡単な食事をして待つことになった。
 1時間足らずの待ちで、呼吸器内科の診察室に入る。若い先生が担当医となった。CT画像の所見で、「左1センチ、右7ミリの腫瘍の疑い影があるが、このくらいの大きさでは生検(針を入れての細胞をつ)のは難しいので、再度CT画像を造影剤を使って断層を細かくして撮影し、その結果を見て判断しよう」と。
 そして、たんを採取し、もう一度採血室に戻り、10種類くらいの血液検査をするための結構多めの採血をした。多分に、考えられるガン、それにガン以外の病気の可能性をマカーで見るのではないかと想像する。

 結果的には、今日は「疑いあり」だけのことで「有罪」の論告もなく、次回のCT撮影の結果まで論告求刑は猶予となった。

 今日の最後は、もう一度泌尿器科に戻り、いろいろの話を聞く。
 ここで、現状私の体の中で起きている諸問題の概要を話しをして、いつか、どこかで総合的に診察をうけることはできないだろうか?と質問を投げかけたが、各病状の結びつきの判断は難しいだろうなぁと言われた。
 確かに、前立腺がんと難聴の因果関係はどれだけあるかとなれば,殆どないということになるだろうが、今の肺の陰と前立腺がん、難聴の関係は?となると、それを判断できる医師がどれだけいるだろうか?という疑問を出されてしまった。

 いずれにしても、今回の肺の影に関しては、2月に造影剤を入れてのCT撮影をし、その結果で呼吸器内科の判断をしてもらい、さらにはその画像で泌尿器科の前立腺がんに対する所見ももらうことになった。

 2月は、病院関係で忙しい月になりそうだ。CT撮影、その診断、歯医者、耳鼻科のMRI撮影、それに毎月の内科診察、現在かかっているかかりつけ医による前立腺がん診察。短い月にこんなにたくさん通わねばならないとは。。。。
 残り時間が少なくなってきている人間にとって、辛いものがある。でも、その残り時間を長くするためにはしょうが無いことでもあるが。。。。

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