2023年09月25日

趣味の木彫りの会を 退会してきた 失望と怒り

 昨日はセンター祭りで多くの人と出会いお話をしました。もっとも私は人の声が聞き取りにくく、多分に皆さんにご迷惑をおかけしたと
反省しております・
 そのお祭りでいろんな出会いがあったのですが、逆に昨日のイベント終了をもって所属していた木彫りの会を退会してメンバーとお別れすることになりました。

 この会に入って10年を超えた。本当はこの会ではなくちょっと離れた同様の会に入会するつもりでいたのだが、たまたま圧迫骨折をして動きが取れず、動けるようになっても当面車の運転もおぼつかないので、たまたま近くに同じような会があると聞きそちらに入会をしたのです、

 入会をした。
 最初の日にいきなり図面をもらって「これを彫れ」と言われた。ん??彫り方なんかを指導してくれるんではないのかと結構訝しく思ったのだが、たまたま独学で彫ることをしていたのでなんとかこなすことはできた。
 でもなぁ 。。私がどれだけの技量をもているかを知った上で、彫る指示を出して欲しいものだ。全く素人だったら、どうしようないだろうと思う。

 それから、次の作品も図面とモデルの円空仏を出されて、それを彫れという。正直その作品自体いかがなものかという出来でもあった。
 いろんな仏像を見てきている私は目だけはいいものを見る目はある程度あると思っている。出されたものをまぁ忠実に彫るのではなく、私なりの彫り方で仕上げたものだです。
 ここで完成した時に、責任者が彫刻刀で私の作品に手を入れた。えっ?そんなことしないでくれ、彫り方を指導するなら私のではなく他でやってくれ!!と思ったものです。手を入れられたら私作品で無くなってしうから、私がものすごく嫌いこと。そんなことはお構いなしで。。。

 そんな入会当初であったけれど、当時はまだ耳が健在で会話もできるし、他のメンバーとの会話も楽しみながら彫っていた。
 それから彫る作品は、自分で選択して彫っていくのだが、彫り方は独学でのこと。素人に毛が生えた状態の中で、どれだけ怪我をしたことか。危険な彫り方すらわかっていなかったから。本来同好の会であっても、入会直後は新人の技量によっては、危険な彫り方は注意を促すなどの指導をすべきだと私は思っている。そんなの全くなくて。。。

 しかし、そうした危険なことを体験したことで、自分なりに怪我をしない彫り方や、刃物で切れにくい手袋などを探し回ったりした。これらのこと特に、手袋に関しては会のメンバーに知らせて、結構それを使っておいでになる。
 
 この会では、時折材料の支給がある。多くが端材で、材質もいろいろ、ヒノキ、クス、すぎ、ケヤキ。ホウ・・・・ 材質によって彫り方が結構変わるものだけど、そんな話も待ったくなく、全部自分で覚えろということらしい。まぁ、そのおかげで自分なりに研究してそれなりに彫るようになったのだが、上達が遅いだろうと思う。ある程度の指導があれば、それなりの速度があると思うのだが。そんな上達よりも、怪我をしない方の指導があってもいいかな。

 そんなこと思いつつ、10年がたった。
 昨日祭りの会場で、全く素人で、刃物も持っていないという方が、彫りたいのだけれどとの申出を受けた。こういう人を受け入れたら、私がされてきたように、いきなり図面出されて、これを彫れと言われたら、おそらく戸惑うことになるだろうと思って、責任者に、この方の指導を任せて欲しいと訴えたが、あえなく却下さた。そして、最初に彫るもので彫り方を勉強してもらうのだとも。彫り方。その危険防止も教えない指導は私としては納得できないので、なっよくいくはずもない。その最初に彫るものが彫刻の基本ではないとまで訴えたのだが、この辺りは考えることにかなりな相違ががあるので平行線になるばかり。挙げ句の果てに「自前の会を作れ」とも、ここまで言われると新人の入会直後のその責任者の指導を見るのは私にとって精神構造上良くない、イライラが募るだけなので、ここでキッパリと「退会させてもらいます」と申し出た。これは拒否されることないし、されても行かないだけの話なので。

 他のメンバーからは「思いなおせ」との言葉をいただいたが、私の決意は固い。実は、この会のことを責任者の方は「教室」と呼んでいる。教室ならば。それなりの教えをして欲しいと思うから、教えられないのなら、私はこの会にいる名目はなくなる。

 それと、もっと大きな問題がある、
 お祭りでこれまでの作品を出品するのだが、単にテーブルの白い布をかけてその上に作品を並べるだけ。これで作品の良さをどう主張させるのだろう?全く考えられていないようで、私は、今回はあえて、展示テーブルの上に展示用の黒い台を起き、その上に作品乗せて陳列した。他の方とは違う展示になっることは承知の上でのあえての私のデモンストレーションだったのだが。。
 展示の方法についても、彫刻作品は壁面がほとんど何も飾られることはない。会の名を書いた銘板くらいで、他は展示パネルの壁が剥き出しなっている。
 この会のメンバーは。だんだん減少している。退会されていかれる方にはそれぞれの理由がるだろう。致し方ない問題だが、メンバーが減ればあ当然の如く会費の納入も減る、減れば活動なんてできなくなる。だからこの会はセンター祭り以外のイベントは、自前ではないのだ。
 まぁあ、和気藹々でおしゃべるを目的といている方が多いらしいけれも、そのおしゃべるをするメンバーが減ったのでは、おしゃべりも無くなるだろうし、いずれ空中分解しかねないと思う。
 なので、それなり新メンバーの入会を促したいのだが、そんな運動もほとんどなく、自前の講座お開催しても宣伝することもないので、当然の如くに希望者ゼロでボツになったりもしている。その時には私がブログに書いて紹介もしたけれど、それの効果もなかった。。

 そうした新メンバーの入会が少なくなっているのは、この会だけではなく、他の同様の会も少なくなり、自然消滅しているし、同種の会の連合の会が存在したのだが、その連合会も空中分解してしまっている。
 これは、時代が変わったとうこともある。ある種のブームのときは、それなりにメンバーはあるのだが、そのブームが去ってしまって、彫る対象が世には、傍目にはそんなに有名であhない、ある種マニア的な対象にもなるので、そうしたことを考えた上で新メンバーの募集をしなくてはならないのだが、そうしたこともないようなので、増加は難しいだろうなぁ。。。
 さらには、この会では、その対象とする仏像の作者の模刻以外は受け付けてもらえない。自前の表現は認めてもらえないという非常に狭い考えなので、入会して、それがわあかると自前のものが彫りたい人は抜けていくうの仕方がないかもしれない。入会2回目で抜けた人もいるくらいだ。

 かくいう私は、そんなことをある程度無視して作品を作ってはいたが、とうとうそのストレスが耐え切る限度を超えてしまった。

 彫刻という大きな範疇で、同好の士を募り、それから目的の仏像の魅力を知ってもらって引き入れたいけばいいのではないかとも言ったのだが、それは認められないとだと。

 我慢の限度を超えての退会です。

 これで来年はお祭りに出ることもありません。何処かから要請がかかる事もないでしょうから・・・

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