2007年12月07日
千曲川を望む 07年旅の記録20
藤村記念館を出て、南・西に向かうと千曲川を望むことが出来るとある。ここまで歩いてきて、そして過去中山道を車で走って、千曲川がかなり低いところを流れていると思っている。この小諸城から千曲川は高いところから見下ろすことになるだろう。
これが、高所恐怖症の私にとって、どれだけ大変なことか、勇気のいることか。歩きながら、まだ見ぬ恐怖を頭に描き、それを打ち消そうと努力する。
左手に休憩所(『お休み処』のほうが風情があるなぁ)がある。これを見て、その紅葉との兼ね合いの風情にこの先の恐怖を忘れてしまった。
どうも、これが『懐古園』らしい。
懐古園 だと思う
右手に進み、城跡の一番奥にたどり着く、狭い階段を何段か上り、見晴台から千曲川を見下ろした。恐怖よりもその景観に感動。恐怖はどこかにいってしまった。ただ、ここは狭いところで写真の角度を大きく帰ることが出来ない。写真のイメージを変えるとしたら、季節と撮影時間になるだろう・・
トップの写真は、カメラの縦撮り、下の写真は横撮りだ。これだけでも多少イメージが異なるが、私としては縦のほうが好きな写真だ。
写真は撮り終えたものの、戻らねばならない。狭い階段をこわごわ下りた。すれ違いを嫌って、上がってこられる女性を先に通した上で・・・
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次回は、小諸城の外から浅間山を見ます
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