2007年12月25日

責任者出てこい・・

今ねTVでそんなタイトルの番組やっている。
 今は、社会保険庁の話。

 過去社会保険庁の問題で、データ入力した会社については全く触れられていないんですよ。
 最初の頃は、役所・行政の中にあった電電公社。いまのNTTですね。ここが請け負っていたということでしょう?ここの責任はどうなっているの?
 入力ミスがものすごくたくさんあるにもかかわらず、そのチェックもしていない。データ処理をする会社として一番恥ずかしい問題を、どこの誰もがウンヌンしない。もっとも、もう時効だということで問題視できないのかもしれないが、責任を問えないにしてもやはり現実はどうだったのか位は表に出させる必要があるのではないかと思う。

 昔、データの入力は、今のようなキーボードから直接ではなかった時代がある。キーボードからの直接入力が可能になり普及hしたのは30年にならないと思う。それまでは、パンチカードに一旦打ち込んで、それを読み取らせていたのだが、その頃の体制は、データの入力=穿孔(パンチに穴を開ける)係りが、キーボードを使って打ち込んで、それを検孔(カードのデータを検査する.変換できない、漢字あってると思うけど自信ない)係りが、別な、険孔機というキーボートで同じデータを見ながら打ち込んでチェックをした。つまり、2人の手が入っているのでチェックは結構厳しい。
 しかし、この裏にとんでもない問題(手抜きの方法)があることは、これらの機械を使った経験のある人たちなら、わかることも多い。

 また、キーボードから直接入力が出来るようになると、2人体制が崩れることになる。本当は、別々に打ち込んで、突合せをするといいのだが、そんなことはおおそらくコスト低減ということかすることはやめる方向になる。つまり「手抜き」である。
 多量のデータ入力のオーダーが入ると、臨時の係りを雇い入れキーボード入力させる。チェックもしない。

 これが、多くのデータ入力のミスの裏だと、データ処理経験者ならまぁ想像できる話だ。

 データ入力のミスは、人間が実行する限り(機械がすれば正確ということではなく神様以外がという意味)つきものであることは否定しない。しかし、チェック体制がないものは、データ処理を請け負うだけの資格はないのだ。
 しかし、社会保険庁の年金データ(おそらくそれ以外も)はチェック体制を持たない企業が請け負ったと見られても致し方ないであろう。というのは、ミスの確率が大きすぎるように思うから。時効になっていない事例については、今からでも契約金の返却を求めても良いのではないかとすら思う。

 現時点で、住民基本台帳ネットワークなどのデータは、いったいどこが受け持って入力したのか。献金などに絡んでいるだけに、心配の種は全てが公にされるまで、尽きないだろう。(されても、運用などの問題が残るだろうが。)

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 NTTは、電話債券を保護にしようとしている、そんな悪でもあるのが。債権は、解約と請求があれば、本来返却されるべきものなのだが。返さないとごねている。
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この記事へのコメント
こんばんは。
なつかしい!社会保険の責任はだれだ?
はわからないけど、昔の話はなつかしいです
キーパンチャーっていうんですよ、前と後ろで二人体制でやってましたね。私はそのころはプログラマーでしたので、カードの修正をするときには右手で打ってました。
Posted by at 2007年12月26日 20:17
 穿孔と検孔 のようなシステムを作れば、かなり入力ミスは減るんですが・・
 
 プログラマですか。。COBOLかな?私の苦手な。
Posted by 生田 at 2007年12月26日 20:42
 

  
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