2007年12月30日
地球温暖化と営利企業の矛盾
地球温暖化は、一刻も早く解消しなければいけない現実の全世界での問題という認識はあるのだが。
世界中の国が集まり、「どげんかせんといかん=なんとかせんといかんぎゃぁ」といいながら。企業は右肩上がりに成長しないといけないという。ここにもう矛盾が生じているのだが、TVや新聞の報道やCMを見聞きすると、そこには企業の『エコ』ならぬ『エゴ』が見えている。
特に自動車に関しては、最悪の矛盾もある。現時点でのCO2の排出の元凶であるにもかかわらず、右肩上がりの生産台数を正義のように掲げている。『排ガス対策でCO2を減らしているから、販売台数が増えても良い』というなかれ、総量を現時点の何分の一以下にしなければならないのだ。排出の減った分、台数が増えたのでは、CO2は減らないのだよ。
最悪は、ハイブリッド車。トヨタ レクサス「LS600」だ。ハイブリッドで排気量5000CCだという。最悪の矛盾である。CO2排出を軽減するためのハイブリッドであるにもかかわらず、なぜ排気量を大きくする必要があるのか?人間数人(最悪一人)が乗るだけの車に排気量は5000CCがなぜ必要なのか?静かな走行のためというだろうが、それは詭弁に過ぎない。
ガス会社、電気会社、またそれにそれらを使う器具のメーカーにも、矛盾を反省し、見直してほしいもの。CMではたくさん使えという。しかし、使えば使うほど、器具は作れば作るほどCO2の排出は多くなるのだ。それでいながら『エコ・・・・』のキャッチフレーズ。
これら企業に携わる社員の問題ではなく、経営者の姿勢の問題だろう。世界一の規模の会社を目指すなら、世界一CO2の(総量で)排出の少ない企業を目指してもらいたいものだ。
世界中の国が集まり、「どげんかせんといかん=なんとかせんといかんぎゃぁ」といいながら。企業は右肩上がりに成長しないといけないという。ここにもう矛盾が生じているのだが、TVや新聞の報道やCMを見聞きすると、そこには企業の『エコ』ならぬ『エゴ』が見えている。
特に自動車に関しては、最悪の矛盾もある。現時点でのCO2の排出の元凶であるにもかかわらず、右肩上がりの生産台数を正義のように掲げている。『排ガス対策でCO2を減らしているから、販売台数が増えても良い』というなかれ、総量を現時点の何分の一以下にしなければならないのだ。排出の減った分、台数が増えたのでは、CO2は減らないのだよ。
最悪は、ハイブリッド車。トヨタ レクサス「LS600」だ。ハイブリッドで排気量5000CCだという。最悪の矛盾である。CO2排出を軽減するためのハイブリッドであるにもかかわらず、なぜ排気量を大きくする必要があるのか?人間数人(最悪一人)が乗るだけの車に排気量は5000CCがなぜ必要なのか?静かな走行のためというだろうが、それは詭弁に過ぎない。
ガス会社、電気会社、またそれにそれらを使う器具のメーカーにも、矛盾を反省し、見直してほしいもの。CMではたくさん使えという。しかし、使えば使うほど、器具は作れば作るほどCO2の排出は多くなるのだ。それでいながら『エコ・・・・』のキャッチフレーズ。
これら企業に携わる社員の問題ではなく、経営者の姿勢の問題だろう。世界一の規模の会社を目指すなら、世界一CO2の(総量で)排出の少ない企業を目指してもらいたいものだ。