化石の戯言

　実家にいるようになって、昼間はＴＶをみる機会がなくなった。私が仕事をするところにテレビがおいてないからだ。その代わりにラジオがおいてあるので、ずっとＮＨＫが流れている。

　ここのところ国会が開催されているので、ＮＨＫはその国会の審議風景を流している。仕事をしながらなので、じっと聞いているわけではないが、とにかく政府と民主党の丁々発止のやり取りが耳に入ってくる。
　以前から時折利いて、下手なお笑い番組よりも面白いと思っているが、目下の審議は「道路特定財源」であるが、民主党の突込みに対して、政府のボケがぼけになりきっていないところがまたまた面白い。

　どのくらいの人がこの放送を聞いているかわからないが、近い将来必ずある衆議院議員選挙、総選挙の投票する上でのものすごく大きな論点をやり取りしているのだが、聞いている人と聞いていない人では、大きく判断が変わるところだろう。
　選挙は、多くの場合、政策での判断以上に、立候補者の血縁、金縁、力関係でのものになり勝ち。それが、これまでの日本の政治の荒廃を生んでいるように思うのだが。

　しかし、こうした放送を一般のお勤め人がリアルタイムで聞くことは少ないでしょう。致し方ないとは思えども、残念ですね。