化石の戯言

『ねんきん特別便』が父親宛に来た。

　父親の場合、終戦直後の数年間にブランクがあったことから、確認のために送られてきたのだろう。父親に確認したところでは、『間違いはない』という。まだぼけてはいないと思うが、・・・・・

　間違いがあった場合、年金手帳の番号やら期間などを書かねばならないが、ぼけてしまった人はどうすればいいのだろう？家族が近くにいればそれなりに処理してもらえるだろうが、施設に入ってしまっていると、どうしたらいいのか？住所が施設になっていれば、そちらに送られるだろうが、自宅のままだと、誰が？？？？？？

　わからないことがあれば『ねんきん特別便ダイヤル』に電話するように書いてある。この電話、市外局番が0570のナビダイヤルで、有料である。えっ？？年金に関する問い合わせって、0120でなかったの？？？
　
　年金をネコババした連中のお蔭で、余計なことに時間をかけて、余計なことに金を求められる。過去にさかのぼってネコババに絡んだ連中からなんらかの金を返してもらうことを真剣に考えてくれ。
　でなければ、確認は悪をしても犯罪にはならず、犯罪をしたことにはならないのだ。今回のこの年金問題が、民間であるなら、横領であり、背任ではないのだろうか？