化石の戯言

　暑い一日だったが、夕方になって少し冷たい風が吹いてきた。お蔭でここ数日よりもすごしやすい夜になった。
　エアコンを切ってガラス戸を空けているが、毎夜の通りヤモリが網戸に張り付いている。今日は網戸のど真名kにいるのでじっと見ていたらカナブンが出てきた。ヤモリはそれをじっと見つめて、カナブンの動きに来合わせて体をくねらせている。
　カナブンが近くなったので、昨夜のリベンジに食べるかと思いきや、カナブンに追っかけられてヤモリは逃げたのだ。情けない。。。　どうも、ヤモリはカナブンが苦手なのかもしれない。

　そこへ体長３分の２くらいの小さいヤモリが現れた。
　我が家には昨年、大きいヤモリと小さいヤモリの他に中間の大きさのものがいたので、家族だと思っていた。今年は中間のものはまだ現れない。
　大きいのと小さいのが網戸の上でお見合いをしている。仲良く虫を食べに行くのかと思っていたのだが、なんと大きいのが小さいのに向かっていって追っ払ってしまったのだ。小さいのはすごすご網戸の外に消えた。しばらくしばらくして大きいのも消えた。
　大きいのは、カナブンに追っかけられて、私に笑われた腹いせに、小さいのを追っかけ回したのだろうか？？それはないよ、大きいヤモリよ。

　家の中ではゴキが現れたと騒いでいるのがいる。ヤモリよ、こいつを食べてくれ。そうすれば家の中が静かになる。あんた『ヤモリ』だろう？家を守ってくれるんdなろう？