2008年09月29日

労働組合という組織

 中山国土交通相の辞任の最終的な原因が『日教組をつぶす』ということなのだろう。

 全部が全の先生が、日教組に参加しているわけでもないだろうし、参加していても全面的に賛成ということでもないだろう。
 私は中学校から私学に行ってしまったので、公立の学校の教師の重いでは小学校だけになる。小学校のときの先生たちは、当時日教組に参加していたのだろうか?
 日教組というのは、後々知ることになった組織だが、結構イデオロギー闘争をしていたように思う。戦後の労働組合は、イデオロギー闘争が多かった。公立の先生という職業は、本来公務員として労働組合が認められなかったと記憶しているが、自治体の役人同様にミリやり組合を組織していたのかな?これは私の記憶違いなのかな?

 私は、就職して数年後に一時労働組合の役人にいた。ここで勉強をしたのだ。平の社員がなかなか勉強できないものが、組合にいることで勉強に行くことができたので、大いに利用させてもらったというところだ。そして労働組合の裏と、政治とのかかわりの裏も見せてもらった。
 もっとも、共産党系、社会党系ではなかったので、さほどの過激さはなかったが、政治との辛味では『いい加減なものだ』と実感したものだ。

 今でも、旧社系統系、共産党系の組合の延長にいるところでは、幹部が結構イデオロギーを表に出している印象だが、それは私の経験からすると建前に過ぎない人間が多いように思う。組合員のためを本当に思っているのかと、裏でどれだけ思ったことか。
 
 話を本題に戻そう。
 日教組というのは、教員の組合である。つかり先生という職業を持つ人の組合である。本来は、教育をいうものを真剣に考える立場にある人たちの集まりであるはずだ。しかし、組合の幹部は、教育の現場からかなり遠いのではないか?教育の本質を考えるのではなく、自分たちの立場だけ下考えていないように思われてしょうがないような、そんなイデオロギー闘争を延々としてきたように思う。
 最近は組織も弱くなったと聞くが、それでも幹部は建前として、イデオロギー闘争をしているように思えてならない。

 まぁ、こんなことは先生たちの組合だけではなく、自治体の役人の組合も、いかにサボタージュできる体制を勝ち取るかに腐心しているように思う。先日来書いた、区役所のテイタラクは、組合が勝ち取った、時間内労働の延長上にまだ乗っかっているのだ。公僕という気持ちはさらさらない。先生も同じ考えの人が多い。
 
 大昔、『デモシカ先生』というこ言葉があった。それはいまだに生きているのではないかと思う先生も結構見かける。

 先生は、もっと児童生徒のこと考え、役人は市民のことを心から考える組合つくりを考えてほしいもの。そうすれば『ぶっつぶす』なんて言葉は誰もはかなくなるだろう。

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この記事へのコメント
私の中学校では先生が選挙シーズンになるとやたら、共産党を親に進めろと言われました。
なんだったのやら。
Posted by みりん at 2008年09月29日 00:29
いろいろな人はいるものです。自分の信条を役目を嵩に子供を通じて親に押し付けるというのは、困った人でしたね。
Posted by 生田生田 at 2008年09月29日 07:20
 

  
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