化石の戯言

　なんでもドーハでのＷＣ予選、勝ったということなのだが、ニュースなどにもなかなか出てこなくてね。国民の関心ないのか、予選は？
　と、かく言う私は、予選の放送を見ることもなく熟睡でやんしたが。朝起きて、朝刊に間に合うかなと思っていたが、配達された朝刊には「俊輔出場」くらいかな？

　何とか勝ったけど・・・・・　

　何とか、どんな試合だったのかを見たいところ。フォーメーションが崩れていなかったとか、パス回しがうまくいっていなかった、などなど、見たい気がする。
　勝っても、こうした戦況を見ることで、この先の試合を占ってみたと思うことも。

　実は、私は、中田英寿が嫌いだった。理由は、彼のパスの正確さに疑問を持っていたから。ファンからは叱られそうだが、かなり以前から持っていた。彼は、走るときに頭がぶれたから。獲物を狙う同ブルは、頭がぶれてはいけないのです。
　これは、芸にも言えることではないかと思っているのですが、芸の達人は、頭ぶれないですね。フィギュアスケートも同じようです。

　頭を振る中田君は、パスに正確さが・・・　そのために、どれだけチャンスがつぶれたか。


　私は、俊輔ファンですが、だからといって中田が嫌いだったわけではない。
　俊輔は頭振らない。と、私には見えているんですが。


　ドーハは、過去１５年前のあの引き分け試合が思い起こされる。当時は、さほどの興味も持っていなかったが、それでもあの悔しさを表現した選手たちの表情は忘れられないものがある。　
　しかし、その後の記憶として、あの試合に出ていた有名な選手たちの多くが、なぜか私の嫌いな選手なのだ。理由はわからない。