化石の戯言

　今年初めてのバスと地下鉄での移動。
　９時過ぎてからバスに乗ると、本数がぐっと少なくなる。結構乗り継ぎが面倒である。そこで、このサイトばかり、またいつものコースとは違ったコースをと思ったのだが、なかなか目指すバスが来ない。致し方ないので、新瑞まで行くバスに乗って、地下鉄を環状線に乗った。そして上前津で降車。
　さてこの先どうしようかと迷ったのがいけなかった。うっかりバスの時刻を見るということをしなかったばかりに、陽の当たる北側を歩き始めてしまった。風もないし陽が当たるので、その中を歩くというのは、汗をかくことになってしまった。
　歩きながら、どこをどう歩こうかと考えながらだったが、結局実家までどのくらいかかるかを試すことになった。
　大須の交差点で南の歩道に移動。これでも歩くのは暑いくらいの今日だ。西大須まで昔懐かしく歩いたので、それではその先も懐かしさを見ようとばかりに南に下って、名古屋の有名な花市場のある通りを西進することにした。
　花市場は、もうセリが終わったのか思いのほか車がいない。ひょっとして、今はセリはないの?そんなことは無いと思うのだ、というのは時折車で通ると駐車しているトラックで通過するのに難儀するからだ。今日はまだそんなに流通させる必要がないということなのだろうか?それとも生産者がまだ休んでいたりして・・・

　日置橋をわたる。堀川を見ると魚が飛び跳ねている。ん？？中川運河では、いまどきは魚の飛び跳ねるのを見るのはまれだが、堀川は飛び跳ねている。へぇ・・・・・

　江川線を越して私の生まれ育った学区の中の商店街を歩いていく。もう商店街というには無理があるほどの寂れよう。同級生の実家で、店をやっていたところがかなりたくさんシャッターを下ろしている。この学区には今はもう同級生が住んでいるのは数少ない。
　一本裏道に入ると、昔の長屋、住宅はなくなり、多くが駐車場に変貌している。名古屋駅から歩いて２０分ほどのところだが、距離的に中途半端、それに交通の便も悪いときては、済むには適したところではなくなっているのだろう。

　とりあえず、今日書くのはここまでにしておこう。