化石の戯言

　だんだんかったるいドラマになっていくなぁ。緊張感もあったものではない。それに、ずっこけシーンを入れたり、いくら何でもやりすぎだろ？
　脚本がいい加減というか、何を狙っているのかも分からないし、これではおもしろくないTVの最たるものの中に入っていきそうだ。

　それに気になるのは、大道具。いろいろ城が出てくるが、当時は天守閣はまだそんなにはできていない時期。柵と呼ばれるものの範疇だと思うが、ちょっと何かが違うように思える。
　このドラマには「建築考証」と言う立場の係がいるが、春日山城の門が現在の林泉寺に移築されているとものと言われていることはご存じか？移築されているものを前提にすると、ドラマに出てくるものとは違っているように思うが。
　
　何度もかいているけど、とにかく戦国の世にありながら、どこもかしこも緊張感がない。特に今回あたりは民との交流、絆を言いたかったのだろうが、それにしては人が少なすぎるのだ。

　前から何度もかいているが、日の入りの位置がどうも変に思う。春日山からは高い山の中に日が落ちるとはなかなか思えないのだが、今回は月が海の上にある。ん？？月が海の上で、太陽は山？何か矛盾していないか？いったいどの方向を向いたら山に日が落ち、月が海に浮かぶのか？知りたいなぁ。。。
　春日山の真西に桑取との間に城ヶ峰という山があるなぁ。それを通り越すともう高い山はないけど。

　１５年くらい前に車で海岸に沿って走ったことがあるが、途中でガソリン補給したついてでに聞いたのだが、海に落ちていく夕日がきれいだと。
　
　三成もお供の護衛無くして春日山に来たのか？？？分からない設定だなぁ。こういったことをするからドラマ全体に緊張感がないのだ。今までの戦国ドラマの中で一番緊張感がないのでは？
　半分近くを過ぎて、この緊張感のなさがこのまま続くのかと思うと、ちょっとなぁ。。　この時間帯ほかに見るものあれば、そちらを見るぞ。

　実は、今日は８時台は見ていないのだ。教育TVで「だまし絵」をやっていたから。１０時からのBSで見たのだが、これなら「ファイアウォール」の方がよかったかな？


　三成役の　小栗旬　が気持ち悪いよぉ・・・　（ファンの人には申し訳ないが）