化石の戯言

　やはり、大阪に行くことを含めて『上洛』のようだ。ん・・・・・・・

　いろいろ誘惑で落ちていく先がありそうだなぁ。しかし、このドラマどうしてここまで女性を強く描かねばらないのか？福島政則をお涼が投げ飛ばすとは・・・・・いくら何でもやり過ぎ。しかもそのシーンはお笑い番組だよ。いくら投げられたのが石原の良純とはいえバラエティーにしてはいかんなぁ。

　本当は、今回は直江津（春日山）から陸路で加賀に入ったことになっているのだが、その途中を見せてほしかった。どのくらいの人数であの親不知子不知を超えたのか？しりたい。
　海岸を行ったとなると、大変だったろうと思うよなぁ。山越えならどこを？まさか今の８号線を歩いたとは。

　上杉の上洛の一方で、徳川・北条の飲み会があったが、もっと掘り下げたシーンにならないかな？どうしても、筋が荒くて、関ヶ原までの時間経過と情勢判断がわかりにくい。時折ナレーションで入るものの、それにしては緊張感がなさ過ぎるし。

　上杉景勝が耳鳴りに悩まされていることを、音を入れて表現していたが、あの金属音は私の耳鳴りとは違うが、私はあの金属音を聞かされると頭がおかしくなる。思わず耳をふさいだが。
　景勝の無口はあの耳なりのせいか？耳鳴りがしていると、人の会話が聞きづらいことが多い。返事をするのに困ることもある。せっかくそういったことを織り込むのなら、それも掘り下げてくれ。

　どうもこのドラマ、中途半端なんだよな。
　例の、兼続が謙信の臨終の席でのささやきも未だに何もないまま放っておかれているし、とにかく出てきたシーンで中途半端に放っておかれているものが結構あるような、そんな欲求不満の状態に置かれているように思えて。すっきりさせてほしい。

　来週は、またまた初音が出てくるのかな？
　女の登場はいいが、それも中途半端に扱わないでほしい。