化石の戯言

　ごめんなさい、TVのサスペンスのストーリーを書くつもりでないので。。。


　内田康夫の小説、浅見光彦シリーズのドラマ化。
　過去何回となくいくつかの局で制作されているが、このTBS系のドラマでは、何故か『最終章』というタイトルが付けられている。なぜ？？？？？？

　これまで浅見光彦シリーズで主役・浅見光彦と母親役と兄役にはいろいろな組み合わせがあった。記憶しているところを書くと
　
　日テレ　　　水谷豊　　　乙羽信子　　高橋悦史
　TBS　　　　辰巳琢郎　　加藤治子　　村井国男
　　　　　　　　沢村一樹　　加藤治子　　村井国男
　　　　　　　　沢村一樹　　佐久間良子　風間杜夫
　フジ系　　　中村俊介　　野際陽子　　榎木孝明
　　　　　　　　（榎木孝明　野際陽子　　兄は誰だったか？？）
　TV東京？　高嶋弟　　　寿美 花代だっけ？　高嶋兄
　
　まだたくさんあったと思うけど、最近再放送がないから忘れてしまった。。。。　悲しい。
　　古いところで　国広富之が浅見を演じたものがあるとか。（さすが覚えてない）

　今回のTBSのシリーズでは、これまでと違ってお手伝いの『すみちゃん』が毎回メインに近く登場する。しかもその女優たるや原沙知絵である。これまでのドラマではあまり重きを置いた役ではないはずだし、小説でもメインに絡むのは「佐渡伝説殺人事件」ではなかったか？確か彼女の出身は新潟県だったと記憶するから。新潟の出てくる話はいくつかあって、そのなかのひとつという記憶だ。
　「すみちゃん」役もいろいろいたけど、あまり記憶に残っていないが、雛形あきこがどこかのシリーズでやっていたように思う。

　今回のこの配役は、何が狙いなのか？それに小説のストーリーとはかなり違って母親役の佐久間良子にくっついて必ず旅行先にまでついてくる。何かの伏線だろうか？？『最終章』なんてタイトルを付けて、結婚しないので有名な浅見光彦を、最後の最後にすみちゃんの念願かなえるかのように結婚させるとか？？？？まさかなぁ。。。。。。。

　内田康夫の作品は７０作品位読んでいるが、最近の作品は、あまりおもしろくないなぁ。。話の作りがもうほとんどパターン化してしまっているからかもしれない。もう、書かなくても十分お暮らしになれているからねぇ。。。
　最後の最後に、出来たら痛烈な社会批判を光彦にやらせて欲しいものだけどね。