化石の戯言

　川又（柳葉）が自殺した。

　どうも、こういうところの心の葛藤がうまく伝わってこない。ここまで思いドラマにするのなら、ぐっと踏み込んで描いて欲しいのに。

　それにしても、汚職事件に絡む話は、自殺者が多い。本当に自殺なのかどうかも疑わしいのだが、とにかく自殺が多い。これが、現実の世界の話で、小説の是会ではない。
　何故、自殺しなくてはならないのか？関係者を守るという、何やら昔のあほな武士道をそのまま地でいっているように思う。悪をしたら、一蓮托生で、みんなお縄になればいいのだ。トカゲのしっぽになって下のものだけが死ぬ。上のはノウノウと生きている。

　こんな事をどうしてするのだろうと、いつも不思議でしょうがない。こんな思いをする私だから、サラリーマンはつとまらなかったのだが、上を守って家族を守らないなんて、最高に愚かなことだ。

　というのが、一般的に思うことなんだけど、実際に自殺なのだろうか？多分に外圧からの・・・・・・・

　警察権力が手抜きしかねない権力。そんなものがあってもいいと思うのだが、山崎豊子がそういった筋に持って行ってくれていないのが残念。まぁ、次回以降にそういう方向とも思えるかもしれないけど。
　思い筋のはずだけど、何となく軽いなぁ。。。

　話は変わるけど、主人公壱岐の年令はいくつなのだろう？
　受ける感じとしては、４０前半。私より１５才から２０才位上？生きているとすると８０代か。。
　何となく、この役所のためには、年令が若すぎるように思えて。政財界の裏をくぐるのに、４０代前半でいいのだろうか？
　そうかぁ。逆にトカゲのしっぽにするには適当な年令と言うことなのだろうか？

　難しいなぁ。。。