化石の戯言

　時代は7年も飛んでしまった。昭和42年になっている。
　あの汚職事件がどうなってしまったのだろう？？？？？？壱岐は、常務取締役、実質ナンバー2にのし上がってしまっている。そして、新たな戦略のために社内の組織作りを始めている。又航空機となると、例のトライスターの汚職事件に発展していきそう。

　昭和42年　この年に私は大学を卒業して大阪に就職した。実は、大阪に就職する話では、一時丸紅に行かないかという話があった。これは、ある大阪の財界人からのお声掛かりだったので、望めば言っていただろうと思う。しかし、かなり周囲からの反対にあって断念した。
　もし、いっていたら、こんな話題の火中に身を投じることになったのだろうと思う。

　しかし、私の性格から言って、こうしたどろどろは好きではないし、不正というのを許すことが出来ないタイプだから、汚職に絡むなんて事になったら、内部告発をするかもしれない。そうなると、命の保証はないわけだ。
　サラリーマンに向かない私のことだから、行かなくてよかったのだろう。言っていたら、どんな人生を歩んでいたことか・・・・

　今回の話題は、小雪と天海がから編んできた。7年の年月が経過したとはとても思えない容貌である。小雪の役の女性はあの新聞記者との見合いはどうなったのか？始まって20分の今まだ出てこない。

　娘（多部未華子）が、遅く帰宅、男友達を連れてきている。『鮫島』　多分、東京商事の商社の『鮫島』の息子だろう。世間が小さいなぁ。。。

　しかし、近畿商事の常務室はどこにあるのだ？大阪？東京？　7年前は東京で仕事していた壱岐だが。どうも言葉を聞く限り東京なのだ。社長も、副社長も東京なのだが、いったい『近畿商事』という名前は大阪とは関係ないのか？

　次回は、第1次オイルショックに入る。
　厳しい時代だったなぁ。。。。　私は45年に営業担当になった。


この時代の商社　大阪が多かったように思う
　三菱商事、三井物産、住友商事、日商岩井、丸紅飯田。御堂筋に並んでいたように思うけど。