化石の戯言

　昭和４5年　といえば、日本では大阪万博で大変なときだった。経済の高度成長の中？確かに万博までは。。。
　私は、その前の年の11月に営業職についた。担当は大阪の日本橋界隈。つまりは大阪の電気専門店街に対する販売会社担当になった。ついでに大阪のデパートの電気部門にもつながりが。
　万博中は、全国からやってくる販売店のおもりで、大阪できに出迎え、そして宿泊中はホテルへの送迎、そしてお帰りの時は新大阪で列車が見えなくなるまで最敬礼で見送りをしたものである。そんな多忙な半年をが過ぎて、万博後の経済の落ち込みには泣かされた。

　日本の経済は、オイルショックなどもあったり、万博特需も終わって、かなりひどい時代ではなかったかな？日本橋の電気街網冷気が悪くてしんどかったなぁ。販売店の店頭で実際にエンドユーザーと接しながら、そんな環境を身にして感じていた頃だったと思う。
　車に関しては、まだ私はマイカーを持っていなかった。帰るような旧領ではなかったし、結婚したのもこの45年だから、金なんてあるわけもなかった。
　
　ドラマは、自動車業界の再編への動きを示唆している。筋の中でフォークと千代田の提携、そのまま置き換えればフォードといすゞかなぁ？でも、ドラマに出てくる115という車ではなく、ロータリーエンジン搭載のマツダがフォードと提携したのがその当時の話。この提携は結構長くてねぇ。。

　筋書きの女性の動きは、なんでニューヨークに天海祐希がいるの？
　
　行きの娘が、天敵・鮫島の息子と結婚。式の前の晩の様子は、何となくわからんでもない、父親として、娘を嫁がせるときの気持ちは理解できないわけではないが。。。
　それにしても、ニューヨークの行きの部屋の家政婦さんが、吉行和子　とは恐れ入った。こんな俳優さんを使うとなると、彼女に何か裏を持たせているのかとすら思いたくもなるのだが。

　さて、行きの心が女に揺らいできたと、ドラマの最後でのナレーション。これで人生をつぶすことにでもなるのか？？？？？？（諸説を読むとまた感じが変わるだろうが、読みたくない）