化石の戯言

　いま、NHKのBSではアカデミー賞受賞作の放映をしている。今日はその一つ「グッド　ウィル　ハンティング」があった。

　この映画、実は診るのは２回目だ。前に見たときは、夜中にたまたまチャンネルを回していたらこれにぶつかった。たまたま始まったばかりでウィルが廊下の掃除をしているところだった。
　それから、引き込まれて最後まで見てしまって、翌日は寝不足で・・・・

　この映画の冒頭のウィルの掃除のシーンで、「どこかで見たことある・・」と思ったのだが、それが後になってわかった。今から２０数年前に２度いったことのあるMIT(マサチューセッツ工科大学）の廊下だったのだ。大学行ったといっても、たまたまボストンに行った折に川を渡ったケンブリッジにあるMITとバーバード大学を見学に行っただけのこと。
　いっただけでなのだけど、大学時代からのあこがれの学校だっただけに、学内の歩けるところは結構歩いてきた。庭にはマイヨールの彫刻などもあって。

　そんな思い出を、映画を見ながら思い出しつつ。
　しかし、それよりも、筋の方が・・・　挫折するのが恐ろしくていろいろ手が出せない。そんな話がおもしろくて、引き込まれた。今回２度目に見て、改めて、その挫折を怖がる気持ちを、しっかりと思い出して。

　女性に振られrつのを怖がるばかりに声をかけることができない。そんな単純な筋書きではないものの、映画は最後は彼女を追いかけていく。
　追いかけていった末は、映画にはないけど。私はどうだったのか。。４０数年前の話。