化石の戯言

　きょうは、ＢＳ２で映画ベン･ハーが放映される。

　もうこの映画何度見たことだろう。最初に見たのは高校３年の秋か冬、同じ時期にＷｅｓｔＳｉｄｅＳｔｏｒｙも。(こんなことしてるから、浪人という羽目になったともいえるなぁ)

　このベン･ハーは、私の人生の転換ともなった映画。
　高校３年の秋までは、とにかく血気盛んで、何でもかんでも突っかかっていた。それがベン･ハーを見てからは多少なりとも『許す』と言うことを覚えたらしい。そんなことから、宗教付いたともいえる。
　実際に浪人中は、牧師さんと知り合いになったり。。。。。
　大学の頃は、友人に言わせると、怒らなかったらしい。つまらん人間だって言われたことも。

　今は、ごく当たり前に(以上かな？)怒るけど、許す気持ちが根底にあることは確か。

　映画は、復習に燃えるユダヤ人の主人公ベン･ハー(チャールトン・ヘストン)が数奇な道をたどってローマの英雄となって、エルサレムに戻ってきて、復讐を遂げるところが４分の３くらいの筋書き。
　そして、宿敵メッサラ(故スティーブン･ボイド)と戦車競争で戦う。(このシーンは圧巻なのでぜひ見てほしいところ。実写です。いまどきはＣＧ処理すると思うけど、迫力が違う。)

　その後、キリストの処刑に立ち会って、心の中が変わっていく、そんなラストです。

　私の大好きな映画のトップ。
　息子に、私の原点だから見てくれと、数年前の放映の時に話をしたことがある。どんなことを感じたか、語ってはくれないけど、何かの影響を与えたのではないかって思う。


　**
　家の中をひっくり返したら、この映画のワンシーンのフィルムが見つかると思う。某映画会社に勤めていた先輩からカットしてもらった物。もう４５年くらい前の話だなぁ。。
　**