2010年03月11日

不毛地帯 最終回

 とうとう最終回というか、ちと早すぎるというか。。。。

 石油が出た。最後の賭に出て、その賭が成功した。
 日本では、大門社長が行きに追い立てを迫られ怒り、里井・元副社長を呼び戻すための役員会の席で、石油が出たと。。。。これで、壱岐を追い落とす名目はなくなった。そして、世間は壱岐支持に回った。

 記者会見での壱岐の発言は、大門社長を驚かせはしたが・・ まだ大門は社長のいすに座るべく里井を呼んだが、里井は財界外気支持に回ったことを悟り、副社長に戻る話は買ったことにと大門に告げて去る。
 この後で、壱岐が、大門に決断を迫る。そして自分の辞表も出す。

 この決断を迫る言葉が「もう組織で動く時代だ」と。ワンマン会社の時代ではないと言うことなのだが・・・・

 日本の会社は、高度成長期以降、カリスマ性のある経営者のいる会社が少なくなっている。カリスマ性のある経営者の会社は、何かうさんくさい会社が多かったように思われるが。
 しかし、組織で動くと言うことは、聞こえはいいのである。今の会社の多くがそういった組織で動いている。あの大のトヨタですら組織で動いているのだが。

 その組織での動きという物は、実は、責任の所在をうやむやにしているところが多い。誰が代表者かもわからない。何かがあると『組織が』という。誰が責任を持って決断したのかというところがなく、本当に責任の所在がわからないのだ。
 現在のトヨタのリコールの問題も、責任の所在がはっきりとしていない。アメリカ向けには社長の責任と言うことにしてはいるが、現実には開発指示、完了と量産指示を誰が、どういった責任でしたのかなんていうのはわからない。

 現実に今の組織としての会社は、責任の所在がはっきりしない。だから何かトラブルに見舞われてサポセンに電話して訳のわからない扱いを受けたときに、『責任をとれる発言をできる人と話をしたい』なんて言おう物なら、私が責任者ですと、サポセンの会社の担当が言うくらい、責任の所在は曖昧だ。

 きちんと責任のとれる、それでいてワンマンではない経営者の出現が待ち遠しい。そういった人たちが出てこない限り、日本の将来は寂しくなるように思えてならない。


 話が横にそれすぎたけど、
 不毛地帯は、私の大学卒業から十数年間の思い出を思い起こさせてくれたドラマだった。ちょっと軽いところもあったけど、フジテレビにしては結構重いドラマで大変よかったと思っている。
 再放送でもあれば見たいものだとも。

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