2010年05月23日

龍馬伝 第21回 故郷の友よ

 とうとう攘夷派が失脚。
 大変僭越だけど、気まぐれなお上が「毛党は嫌いだが戦争はしとうない」といったとか。イエスマンしかいないのか?どうしようもない世界だと思う。惨状は、これで完全に失脚して、世から消えるって印象ですね。
 攘夷というのは外国人を追っ払わねばならないのだが、戦って勝てると思い込んでいたのだろうか?そこまで公家たちは世の中が読めていなかったということ?昭和の御世で、お上の意向を読みもしないで戦争に走った連中と、責任の重大性は変わりないだろう。たまたま外国のほうが大人だったから幕末は難を逃れていたものの、昭和の時代ではそんなわけにはいかなかったということか。

 土佐では、岩崎弥太郎が、商売がうまくいっていなくて苦戦。あれやこれやと考えて入るけど。この苦労がいつかは報われる時が来るということなのだろうが、それもやはり土佐の生まれだったことが幸運になるのだろう。
 しかし、彼は道端で武市半平太と出会って悪態をつく。その武市は大戸の=山内容堂から呼び出しを受けることになり、ついには切腹と相成る。(この切腹に関しては、容堂は後々悔いていたというが)
 さらに、土佐勤皇党の一党も囚われの身となる。これで時代が大きく変わっていく。

 京では、人切り以蔵が追手を逃れて隠れて隠れて、逃げ回っているが、それを龍馬が探し求める。これには勝海舟がいさめることになるのだが、龍馬は「幼馴染だから」と…


 毎度書いているが、時代の変革期。
 誰が生き残るのか?それこそ本当のサバイバルゲームなのだろう。しかし、しかし、権力をもつ者と持たないものの差はそれなりに存在している。この先山内容堂は明治維新に向けて活躍するのだが、それはやはり土佐藩という権力のなせる業かと思う。
 しかし、この容堂のこの先の活躍も、お上の心変わりのたまもの。上の考えが変わったり、上が置き換わると、これまで正義だったものが開くと180度転換することは結構あるもの、実は、私は今年の前半これでひどい目に逢っている。これまで恩人の扱いだったものが、犯罪に扱いに近いものになってしまった。時代が現在でよかったと思っている。
 権力を持てば、それなりに対抗できたかもしれないが、何せ権力、金力一切なしでは歯が立たないから。

 さて、ドラマの本筋は、京都の勤皇と佐幕の争いになっていく。この先には新鮮組の登場と相成ろう。その裏では、薩長同盟、そして土佐藩の参加。いろんな意味での権力争いになっていく。
 私にとって不思議なことは、山内容堂の年齢は別にしても、薩長、土佐の活躍する自分つの年齢が若いということだ。なぜこうした政治の中枢にかかわるところに、こうした年齢の人物が活躍できたのか?

 パーソナルコンピュータの世界では、現在主だった活躍をしている人物。MSのビル・ゲイツ、Appleのジョブス。彼らの本当の意味でも活躍は30台だった。彼らの台頭があってこそ今のPCの時代がある。(かれらは、PCのカリスマの両雄だろう)
 そういった時代の流れと、明治新までの流れを比べながら見ている私だ。

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