化石の戯言

　満福寺の中でいろんな造形物を見つけている。しかし、これまで見てきた禅寺の単純な、簡素な銅系物と違ったイメージのものが多かった。これはやはり中国系の寺ということから日本の禅寺とは少々、いやかなりイメージの違ったものということなのだろう。
　しかし、下の写真のように非常に簡素な切れいたものもある。


　これは大雄宝殿の正面両脇のある障子窓である。多くの禅寺に見かける簡素な造形の流れだ。

　左の写真は、タイ雄宝殿の正面真ん中に行かれている香炉だが、私は、この手のデコレーション極めた造形物が苦手で…　日本で言うと九谷焼なんてのは苦手バブルいである。
　どうもいらないmのは削るという習性が身についてしまっているからかもしれない。（といいつつ、身の回りのいらないものが整理できない私でもあるけど）

　世の中のデザイナーといわれる人でも、デザインとデコレーションの区別がつかない人が多くて…・


　黄檗山満福寺はこれで終わりで、この後JR六地蔵駅西の京都六地蔵の一つ大善寺に向かいます。