化石の戯言

　交通量の多い道路を渡って大善寺に入る。

　寺の門の前左に「大善寺」と書かれた立て看板。そこには「浄土宗」とも書かれている。毎度浄土宗の寺に行くと不思議な気になる。法然さんは、法蔵菩薩＝阿弥陀如来の第１８顔により人が浄土に向かいと言っている人なので、なんで他の仏（菩薩も含め）がここまで出てくるのだろうと。。。
　多分に何かのいわれがあることは確かだ。

　門をはいると境内には車が数台あちこちに止まっている。ネット検索で大善寺を調べたときに書かれていた「駐車１０台」と書かれていたのはこの境内のことなのだろうか？？初めての人間にはきついよなぁ。。
　そんな境内の門を背中に左前方に六角堂があり、この中にお地蔵さまが安置されているという。そのお地蔵さまはトップの写真だ。

　六地蔵というから６体の地蔵菩薩が安置されていると思っていたのだが、期待に反して１体しかないのだ。でもきれいだねぇ。。。。近くに行けなくて残念。
　下の写真は、この寺の由緒を書いたもので、京都市の多くの寺に建てらているものだ。それによるとかなり古く７０５年の創建とある。最初は６体あったのだが、平清盛の命で６体をばらして主要な通りに分置したので１体になってしまったという。それにしても期待をさせられたなぁ。。

　六角堂の右手奥にはよだれかけをかけて石仏がたくさんある。こうした姿も浄土宗までかな？浄土真宗であれば、あまり見ることがない。新しい寺が多いことと、阿弥陀さん以外がないということからかもしれない。