2011年03月24日
ドラマ わが家の歴史 第一夜
なんだか知らないけどとんでもなくたくさんの主役級の俳優さんを集めた三谷鋼機特有のハチャメチャドラマ。いや、ハチャメチャな動きの割には結構内容はしっかり、それに豊富。
昭和20年から始まるから、作者自身はとても生まれてはいない。そんなでよく書くよなぁと思いもする。ちなみに、これをかいている私は2歳である。つまり私は2歳とひと月で終戦を迎えていて、なぜかいまだに防空壕に入った記憶だけ残っている。
このころは食料もたくさんなく住むところもあまりない時代で、とんでもなく混とんとしていた時代。私の記憶では、家でサツマイモを付加して食べて、そのあと残ったものを人の手の届くところにおいて、全員が10メートルくらい離れたところにいたとき、近所の子供(私より数歳年上)がそれを兄弟でつかみ取って逃げたこと。(つらい思い出ですね)
そんな時代のことがよく書かれているようにはいっけん見えるけどね。実際にはもっと汚かったように思うし、闇市はあんなに整然としていなかった。おそらくディレクターたちが知らないからこうなるのか、テレビ映りであまりリアルにできないか、どっちだろう?
ドラマは、そんな時代に大所帯の家族を養うためにしっかり者の娘(柴咲コウ)がクラブで働きだして、そして彼女をそのオーナー(佐藤浩市)が見染めてしまって、相思相愛でと相成って、オーナーに嫁さん(天海祐希)がいるので結局は愛人という形になってしまって。。。
ふぃ足りの間はトントン拍子の順風満帆なんだけど、おやじ{西田敏行}のすることは詐欺に引っかかることばかりで、弟の一人(松本潤)は東大に合格し、アルバイトで日本を騒がした経済事件の中に入り込んだり、もう一人の弟(佐藤竜太)はオーナーノア店のダンサー{鈴木佐羽。ちょっと太った印象}と結婚、されど店の女に手を出したからと首になって。。
妹の一人(堀北真希、気の強さに磨きがかかりつつある)は出版社で変な作家に取りつかれていきそうだし、もう一人の妹(榮倉奈々)はお嬢様学校に行くようになったみたいで。
娘が愛人になるのは反対といっていた母(富司純子)もなんとなくついて行ってしまっていて、東大に入った弟の近くには姉政子の友人(長澤まさみ、相変わらずのお嬢様役)がいて。。。。
とにかく話があちこち飛ぶし、話題がいっぱいおりこまれるという、三谷作品の典型。実際に織り込まれている当時の風俗やら事件やら出来事を思い出しながら見ていたけどねぇ。。。
面白いのは面白い。ただ、今の若い人にわかるように、戦争直後のもっと暗い部分のどろどろを見せてあげないと、この家族の本当の恵まれすぎた姿がわからないかもしれない。今の若人には、ひょっとしたら当たり前すぎるくらいの幸せ度かもしれないから。
後2夜のストーリーで、どうなっていくのか、ストーリーの楽しみであり、あらさがしの楽しみも十分に期待している。
昭和20年から始まるから、作者自身はとても生まれてはいない。そんなでよく書くよなぁと思いもする。ちなみに、これをかいている私は2歳である。つまり私は2歳とひと月で終戦を迎えていて、なぜかいまだに防空壕に入った記憶だけ残っている。
このころは食料もたくさんなく住むところもあまりない時代で、とんでもなく混とんとしていた時代。私の記憶では、家でサツマイモを付加して食べて、そのあと残ったものを人の手の届くところにおいて、全員が10メートルくらい離れたところにいたとき、近所の子供(私より数歳年上)がそれを兄弟でつかみ取って逃げたこと。(つらい思い出ですね)
そんな時代のことがよく書かれているようにはいっけん見えるけどね。実際にはもっと汚かったように思うし、闇市はあんなに整然としていなかった。おそらくディレクターたちが知らないからこうなるのか、テレビ映りであまりリアルにできないか、どっちだろう?
ドラマは、そんな時代に大所帯の家族を養うためにしっかり者の娘(柴咲コウ)がクラブで働きだして、そして彼女をそのオーナー(佐藤浩市)が見染めてしまって、相思相愛でと相成って、オーナーに嫁さん(天海祐希)がいるので結局は愛人という形になってしまって。。。
ふぃ足りの間はトントン拍子の順風満帆なんだけど、おやじ{西田敏行}のすることは詐欺に引っかかることばかりで、弟の一人(松本潤)は東大に合格し、アルバイトで日本を騒がした経済事件の中に入り込んだり、もう一人の弟(佐藤竜太)はオーナーノア店のダンサー{鈴木佐羽。ちょっと太った印象}と結婚、されど店の女に手を出したからと首になって。。
妹の一人(堀北真希、気の強さに磨きがかかりつつある)は出版社で変な作家に取りつかれていきそうだし、もう一人の妹(榮倉奈々)はお嬢様学校に行くようになったみたいで。
娘が愛人になるのは反対といっていた母(富司純子)もなんとなくついて行ってしまっていて、東大に入った弟の近くには姉政子の友人(長澤まさみ、相変わらずのお嬢様役)がいて。。。。
とにかく話があちこち飛ぶし、話題がいっぱいおりこまれるという、三谷作品の典型。実際に織り込まれている当時の風俗やら事件やら出来事を思い出しながら見ていたけどねぇ。。。
面白いのは面白い。ただ、今の若い人にわかるように、戦争直後のもっと暗い部分のどろどろを見せてあげないと、この家族の本当の恵まれすぎた姿がわからないかもしれない。今の若人には、ひょっとしたら当たり前すぎるくらいの幸せ度かもしれないから。
後2夜のストーリーで、どうなっていくのか、ストーリーの楽しみであり、あらさがしの楽しみも十分に期待している。