2011年04月26日

マドンナ・ヴェルデ 第2回 希望の卵

 母親(松坂慶子)に移植した受精卵は、着床した。母親は孫を身ごもったのである。

 つわりで35年ぶりで苦しみながら育てていく。
 句会のリーダー丸山(長塚京三)が、何かとアクションしてくるが、どうにも邪魔に思えども。娘(国仲涼子)に診察を受けるために行ったマリアクリニックにまで追いかけてくるというストーカー行為。
 そして、マリアクリニックの助産師・妙高(柴田理恵)が高齢出産に手もあまりにも様子がおかしいと疑いをもつ。

 娘・理恵はマリアクリックの院長・茉莉亜に母の出産の許可を求める。茉莉亜は代理出産ということでも、閉じかけたクリニックにまだできることがあると許可を出す。
 一方で、丸山が母・山崎みどりの部屋まで押し掛けてきた。つわりで席を外した時に娘からの電話。留守電に入れるその話から丸山はみどりが代理出産をすることを知る。みどりは、丸山に黙っていてくれと頼み、丸山もをそれを了承した。
 もう一方で、娘・理恵を告発する手紙が大学の研究室に届く。

 今回は、大雑把にこんな話だが。
 現在の日本では代理出産は原則禁止。しかし、これは産婦人科学会の指針ではないのか?法的にはどうなのか?確か法は整備されていないはず。
 とはいえ、神の領域の妊娠、出産を人間が制御していいのかという、倫理的な面はなぜか日飲んでは語りつくされていないように思う。
 私は、子供3人に恵まれたので理解ができなことになるのだが、子供できなかった夫婦はどう考えるのか?どうしても子供がほしいと思えば、なんなりとするだろう。。。政治家の女性は、大英ではなく違った形の出産もしている。

 正直私個人の思いは、この代理出産にしても、人工授精にしても反対する立場近い。悪としての認識ではなく、そこまでする必要をすべて許していたら、この世の中めちゃくちゃになってしまう。これは、脳死移植などにも同じ考えをもっている。
 反対に近い立場で考える理由の一つに、こうした人工的な処理ができるのは、必ず裕福な人間がその恩恵を受けることになるからなのだ。金で命を買う、そんな気がするから、命とは金のあるなしにかかわらず、平等のような気がするんだけどなぁ。

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